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推理小説

アガサクリスティの最高傑作・隠れた名作

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 英国の推理作家アガサ・クリスティの最高傑作・おすすめ作品、隠れた名作をまとめています。

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最高傑作

アガサ・クリスティの推理小説の中で、最高傑作は「オリエント急行の殺人」「ABC殺人事件」「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺し」「予告殺人」です。これらはミステリーランキングTOP100にもランクインしている作品です。

No. タイトル あらすじ シリーズ 備考
1 オリエント急行の殺人 あらすじ ポワロ 東西ミステリーベスト100の11位
2 ABC殺人事件 あらすじ ポワロ 東西ミステリーベスト100の62位
3 そして誰もいなくなった あらすじ シリーズ外 東西ミステリーベスト100の1位
4 アクロイド殺し あらすじ ポワロ 東西ミステリーベスト100の5位
5 予告殺人 あらすじ マープル

おすすめ

上記5つの中で、誰が手に取っても楽しめそうなのは「オリエント急行の殺人」です。この作品は、トリックも有名になってしまっているので、まだトリックを知らない方はとても幸運な方だと思います。そのままの状態を維持するため、ネット検索などはせずに、本や映画などで作品を鑑賞されることを強くおすすめします。

二番目にオススメなのは「ABC殺人事件」です。連続殺人といえばこの推理小説と言っても過言ではないほどの作品です。とても有名な作品なので、クリスティー以外の作家の作品にも、そのタイトルや類似トリックがよく登場します。

「そして誰もいなくなった」は世界的なベストセラーになっており、世界で最も読まれた推理小説です。ただ、やや推理小説っぽくない作品ですので、ほとんど推理小説を読んでない方は他の作品をまず読んだ方がいいかもしれません。

「アクロイド殺し」も初めて読む推理小説としてはおすすめではありません。当時、大変な話題となった推理小説の記念碑的な作品ですが、ある程度ミステリーに慣れてから読んだ方が、驚きが増す作品です。

冬の欧州を走る豪華列車オリエント急行には、国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた。奇妙な雰囲気に包まれたその車内で、いわくありげな老富豪が無残な刺殺体で発見される。偶然乗り合わせた名探偵ポアロが捜査に乗り出すが、すべての乗客には完璧なアリバイが……ミステリの魅力が詰まった永遠の名作の新訳版。

東西ベストミステリー100

「東西ベストミステリー100」は、2012年に週刊文春に記載された推理小説のブック・ランキングです。国内と海外にわけてランキングが作成されています。

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映像化

 上記、5つの作品は映画やドラマなどで映像化されています。2017年に公開され「オリエント急行殺人事件」は、ジョニー・デップやジュディ・デンチなどの有名な俳優が出演していました。ポワロシリーズに関してはデヴィッド・スーシェ主演のドラマが有名です。現在もNHKなどで放送されています。スーシェ氏出演のドラマは70話あるため、エピソードが充実しています。ドラマや映画であれば、ながら見も可能です。

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隠れた名作

個人的に隠れた名作だと思うのは『葬儀を終えて』と『終りなき夜に生まれつく』です。アクロイドやオリエント急行などもあっと驚く作品ですが、この作品もかなりの驚きがあって、楽しめました。

葬儀を終えて

「だって彼は殺されたんでしょ?」
アバネシー家の主人リチャードの葬儀後、末妹のある一言が、一族を怪事件へと巻き込んでいく


 口コミを調べてみると、『本当にうまい』や『素晴らしいミスリード』といった内容が書き込まれていました。

名作傑作目白押しのクリスティ作品の中で、さすが解説者がベストに挙げるだけある。

傑作。ミスリードが素晴らしすぎるとしか言えない。

本当にうまい。かなりボリュームがあったけど、最後の最後にびっくり。全く予想してなかった。最近ではあまり驚くことも少ない私なのに、こんな大昔のミステリに騙されてしまった。さすがクリスティ。定番モノよりある意味すごいかも。

ドラマ

「葬儀を終えて」は長編推理小説となっており、ページ数も結構あります。小説を読む時間がない方は、ドラマがおすすめです。この作品はスーシェ氏主演のドラマ「名探偵ポワロ」で映像化されており、根本的な部分は小説と同じです。ただし、登場人物の設定など、小説とドラマでだいぶ違いがあったりもします。

終りなき夜に生れつく

作者のクリスティーが自らのベストにも選出!サスペンスとロマンスに満ちた傑作。
誰が言い出したのか、その土地は呪われた〈ジプシーが丘〉と呼ばれていた。だが、僕は魅了された。なんとしてでもここに住みたい。そしてその場所で、僕はひとりの女性と出会った。彼女と僕は恋に落ち、やがて……。

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