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推理ゲーム

逆転裁判【あらすじ・ストーリー・ネタバレ解説】

5.0
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 逆転裁判」のあらすじや真相(ネタバレ)をまとめています。2001年に発売されたゲームで、続編やスピンオフなど、さまざまなシリーズ作品が発売されています。“蘇る逆転”は、GBAからDSにソフトが移植された際につけられたタイトルです。なお、移植時に、蘇る逆転というエピソードが追加されました。

ソフト情報
項目 説明
ハード GBA
発売日 2001年10月12日
発売元 カプコン
ジャンル 推理アドベンチャー
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はじめての逆転

 モデルの高日美佳(たかび・みか)がアパートの自室で殺され、主人公の成歩堂龍一(なるほどう・りゅういち)の友人である矢張政志(やはり・まさし)が被疑者として逮捕される。成歩堂の最初の事件。

真相

真犯人は山野星雄。その正体は空き巣。動機は被害者の部屋に盗みに入ったところ、被害者が帰宅してしまったため。

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逆転姉妹

 成歩堂が勤める綾里法律事務所で、成歩堂の上司だった綾里千尋(あやさと・ちひろ)が殺害される。第一発見者は妹の綾里真宵(あやさと・まよい)で、ある女性目撃者の通報により真宵が逮捕される。成歩堂は弁護士としてまだまだ経験が足りなかったため、星影宙ノ介(ほしかげ・そらのすけ)に弁護を依頼しようとする。しかし、星影は真宵の弁護を断るのだった。落胆する真宵だが、真宵は無実を訴え続けた。その言葉を信じる成歩堂は彼女の弁護を引き受ける。

真相

真犯人は小中大(こなか・まさる)。秘書の松竹梅世(しょうちく・うめよ)が共犯。動機は千尋にゆすりの証拠を握られたため。

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逆転のトノサマン

 テレビでヤング達に人気の特撮ヒーロー“トノサマン”が宿敵アクダイカーンを殺してしまう。容疑者として、トノサマンの中に入っていた俳優の荷星三郎(にぼし・さぶろう)が逮捕される。被害者は衣袋武志(いぶくろ・たけし)という俳優で、アクダイカーンの衣袋を身に着けた状態で、槍(トノサマンスピア)に刺され死亡した。千尋殺害の事件以降、成歩堂法律事務所で助手として働いていた真宵は、何を隠そう、熱狂的なトノサマンファンだった!そんなの真宵の情熱と熱意に押されて、成歩堂はトノサマンの弁護をすることとなる。

真相

真犯人は姫神サクラ(ひめがみ・さくら)。宇在拓也(うざい・たくや)が共犯。被害者の衣袋が姫神の殺人を計画していたのだが、返り討ちにあい、殺されてしまう。衣袋による姫神殺害計画の動機は強請りといえる。衣袋は荷星に罪をなすりつけようとしていたのだが、その理由は嫉妬。

逆転、そしてサヨナラ

 “ヒョッシー”の話題で持ち切りのひょうたん湖公園で、弁護士の生倉雪夫(なまくら・ゆきお)の射殺事件が発生する。容疑者は検事の御剣怜侍(みつるぎ・れいじ)だった。成歩堂は事件の調査中に、15年前の未解決事件“DL6号事件”との関連性を明らかにしていく。

真相

真犯人はボート小屋の管理人で本名は灰根高太郎(はいね・こうたろう)。15年前のDL6号事件で灰根は容疑者となるのだが、このときの担当弁護士が生倉だった。裁判の結果、灰根は心神喪失のふりをしなければならなくなり、その恨みを晴らすため、ひょうたん湖での犯行に及んだ。実は裏で狩魔豪(かるま・ごう)が指示をしていた。御剣に罪をなすりつける計画を立てのは狩魔豪で、その動機はDL6号事件にある。

DL6号事件

 15年前の12月28日。地方裁判所のエレベーターに、御剣信(みつるぎ・しん)、9歳の御剣怜侍、そして、法廷係官の灰根高太郎(はいね・こうたろう)が乗っていた。ちょうどこの時、地震が発生し、停電によってエレベーターが停止する。その後も、電力は一向に戻らず、密閉されたエレベーターの中は酸欠状態に陥る。そして、理性を失った灰根は信と口論となり、やがて暴力へと発展する。灰根が信に向かって殺す!と言い放つ。そんな恐ろしい言葉を耳にした怜侍は、争い止めるため、床に転がっていた拳銃を投げつけた。その瞬間、絶叫が響き渡り、怜侍は意識を失ってしまう。やがてエレベーターが復旧すると、その中には意識を失った灰根と怜侍、そして、射殺された信の死体があった。

真犯人は狩魔豪(かるま・ごう)。御剣怜侍が投げた銃が暴発し、その弾は狩魔豪に命中していた。つまり、叫び声を挙げたのは狩魔豪。豪はエレベーターが開いた瞬間、偶然のその場に居合わせたため、信を殺害した。動機は信に裁判での不正を立証されたことである。

蘇る逆転

 ひょうたん湖の事件から2ヶ月後。助手の綾里真宵は既に事務所を去っていた。成歩堂は法廷に立つ気力を失っていた。そんなある日、宝月茜(ほうづき・あかね)という女子高生が成歩堂法律事務所を訪れる。カガク捜査官を目指しているという茜の姉が、多田敷道夫(ただしき・みちお)殺害の容疑で逮捕されたという。主席検事である姉の宝月巴(ほうづき・ともえ)は、殺害容疑を認めているらしいのだが…。

真相

真犯人は地方警察局長の巌徒海慈(がんと・かいじ)。実は宝月巴も共犯で、立場上断ることができなかったという理由である。巌徒が多田敷を殺したのは、SL9号事件の再調査を防ぐため。

SL9号事件

 “青影事件”とも呼ばれる。多田敷道夫殺害の2年前に起きた連続殺人事件で、被害者は6人、犯人は青影丈(あおかげ・じょう)。青影から一般市民を守ろうとした検事の罪門直斗(ざいもん・なおと)が被害者の一人となる。罪問の身体から見つかったナイフの欠片が、青影の飛び出しナイフと一致し、これが決定的な証拠となる。なお、青影丈は既に死刑が執行されているため、故人。青影事件の捜査指揮は厳徒海慈と宝月巴が担当し、多田敷道夫が捜査責任者として関わっていた。直斗の兄である罪門恭介(ざいもん・きょうすけ)と当時捜査官だった(いちのたに・きょうか)も捜査に携わっていた。公判の担当検事は罪門直斗のはずだったが、亡くなったため御剣怜侍が担当検察官となり、宝月茜も検察側証人として召喚される。

犯人は青影丈で間違いないが、青影が殺害したのは5人。実は連続殺人の被害者の中に、巌徒海慈が殺した人物が混ざっている。巌徒が殺したのは罪門直斗。

ゲームの評価

“法廷”バトルでありますが、小難しい用語や面倒なルールなどはなく、とてもわかりやすいです。絶体絶命の状況から逆転していく展開、笑いどころの多いストーリー、個性的なキャラクターの見た目や言動(特に犯人の最期)など、魅了に溢れています。

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