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誘拐の日・ネタバレ解説・結末【日本版と韓国版ドラマ・原作小説】

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誘拐の日』は2025年7月に放送が始まったドラマです!2023年に放送された韓国ドラマのリメイクで、韓国版ドラマはチョン・へヨンの同名小説を原作としています。この記事では、ドラマのあらすじ、主な登場人物、ネタバレ、感想などをまとめています。

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あらすじ

娘の治療費を捻出するため、元妻の提案で天才少女を誘拐しようとする不器用なシングルファザー。しかし、誘拐した少女は記憶喪失になっており、さらに処女の両親が自宅で何者かに殺された状態で発見されてしまう。誘拐犯は誘拐だけではなく、警察に両親殺害の犯人としても追われることになる。そんな中、少女との絆を深めながら、身に覚えのない殺人事件の真実と少女の記憶喪失の謎を追及していく。

登場人物

  • 新庄政宗/斎藤工(キム・ミョンジュン 演:ユン・ゲサン)
    • 純朴で不器用、気弱な素人誘拐犯。娘の医療費のために誘拐を計画するが、思いがけない事件に巻き込まれ、殺人事件の容疑者として追われることになる
  • 七瀬凛/永尾柚乃(チェ・ロヒ 演:ユナ)
    • 新庄/ミョンジュンに誘拐される11歳の天才少女。記憶を失っても非凡な頭脳は健在で、子供らしくなくシニカルで生意気な一面をもつ
  • 須之内司/江口洋介(パク・サンユン 演:パク・ソンフン)
    • 誘拐犯を追う刑事。素早い判断力と冷静な分析力で誘拐事件を追跡する中で、新しい真実と思いがけない事実に直面する
  • 新庄汐里/安達祐実(ソ・ヘウン 演:キム・シンロク)
    • 新庄/ミョンジュンの元妻。誘拐を提案した人物。幼い娘を残して元夫のもとを去ったが…ある日突然現れて少女誘拐を持ち掛ける
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結末(ネタバレ注意)

誘拐事件と殺人事件の真犯人は警備員とされていましたが、少女の両親を殺害したのは誘拐犯(斎藤工)の元妻(安達祐実)でした。以前、元妻は少女の祖父の養子で、実験のために利用され、HIVに感染しています。そのため、元妻は少女の祖父を激しく憎んでいました。復讐を決意した彼女は警備員を共犯者とし、その罪を元夫になすり着けようとします。警備員は自身の娘が医療事故で亡くなった過去があり、その医師が少女の父親でした。そして罪滅ぼしのために元妻の犯した殺人の罪を被ろうとします。

最終的に、誘拐犯は誘拐の罪で服役。元妻と警備員は殺人罪で刑務所に入ります。少女は一族の財産をすべて相続し、誘拐犯の娘の面倒をみることになります。

原作小説および韓国版ドラマの内容となっています。日本版ドラマは真相や結末が異なる可能性があります
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原作とドラマの違い

韓国ドラマ版『誘拐の日』は、原作小説の雰囲気を忠実に再現しつつ、一部設定が変更されています。ドラマは、3話から最終話まで同一曜日の地上波・総合編成チャンネルを含むすべてのドラマの中で視聴率1位を独占するほどの人気を博しました。
2025年7月8日からテレビ朝日で放送された日本リメイク版『誘拐の日』は、日本向けに設定がアレンジされています。

  • 主人公
    韓国版はキム・ミョンジュン(ユン・ゲサン)に対し、日本版は新庄政宗(斎藤工)。
  • ヒロイン
    韓国版はチェ・ロヒ(ユナ)、11歳に対し、日本版は七瀬凛、8歳(永尾柚乃)。

原作小説について

原作『誘拐の日』は韓国の作家チョン・へヨンによるミステリー小説です。犯罪とヒューマンドラマ、サスペンスの要素を兼ね備えた作品で、2019年に韓国で出版されました。物語の軸は、誘拐犯と記憶喪失の少女による奇妙な共同生活であり、犯罪を軸にしながらも、温かく感動的なストーリーが魅力です。

感想

『誘拐の日』は予想外の展開が連続するおもしろいミステリーです。殺人犯と誘拐犯の不一致、子供を誘拐した犯人がさらに刑事を誘拐する展開、そして真犯人の意外な正体など、何転もするストーリーに引き込まれます!主人公の誘拐犯が次第に少女との絆を深めていく様子は感動的です。真犯人の行動原理には、養父への恨みや、人体実験への反発が背景にありました。夫に対しては、憎しみだけでなく、わずかな愛情もあったのかもしれません。

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