「ジョニー・ウェイバリー誘拐事件」のあらすじ、登場人物とキャスト、感想です。誘拐の予告状が届く事件です。
項目 | 内容 |
---|---|
シーズン | 1 |
エピソード | 3 |
長さ | 51分 |
放送日(英国) | 1989年1月22日(日) |
放送日(日本) | 1990年1月27日(土) |
原作者 | アガサ・クリスティー |
あらすじ
ウェイバリー家に息子誘拐の予告状が届く。ポワロが調査にあたるが、予告通りに息子のジョニー・ウェイバリーが誘拐されてしまう。
誘拐を企んだのはジョニーの父親マーカス・ウェイバリーだった。マーカスは乳母や執事を共犯にし、金を得るために誘拐を予告していた。予告誘拐によって身代金を手に入れるつもりだったのだがうまくいかず、実際に息子を連れ出すことになる。マーカスは家の修繕に金が必要だった。ところが、ウェイバリー家の財布の紐は妻のエイダが握っており、エイダは家を修繕するつもりがなかった。
登場人物
事件関係者は以下の通りです。レギュラーの登場人物といえるポワロ、ヘイスティングス大尉、ミス・レモン、ジャップ警部は省いております。
名前 | キャスト | 説明 |
---|---|---|
マーカス・ウェイバリー Marcus Waverly |
ジェフリー・ベイトマン Geoffrey Bateman |
ウェイバリー家の主人 |
エイダ・ウェイバリー Ada Waverly |
ジュリア・チャンバース Julia Chambers |
マーカスの妻 |
ジョニー・ウェイバリー Johnnie Waverly |
ドミニク・レージエ Dominic Rougier |
マーカスとエイダの息子 |
トレッドウェル Tredwell |
パトリック・ジョーダン Patrick Jordan |
執事 |
ジェシー・ウィザース Jessie Withers |
キャロル・フレイザー Carol Frazer |
ジョニーの乳母 |
コリンズ Miss Collins |
サンドラ・フリーマン Sandra Freeman |
秘書 |
ロジャース Rogers |
ロバート・パット Robert Putt |
不審者 |
ヒューズ Hughes |
パトリック・コナー Patrick Connor |
建築業者 |
感想
奥さんに財布の紐を握られているので、お金を自由に使えない旦那さんが登場します。家を修繕したいけれど妻の了承が得られないので誘拐予告を出し、実際に息子を誘拐するという(自分の子供を誘拐するというのは意味がわからないですが、誘拐されたようにみせていたということです)。立派なお屋敷で暮らしているので、家もキレイにして、その威厳を保ちたい旦那と、見栄のためにはお金を使いたくない妻(ケチともいう)の揉め事に探偵や刑事達が巻き込まれただけにもみえ、事件らしきものは起きていなかったりもします。
ミステリーとは全く関係ないですが、このエピソードにはイギリスの朝食に期待するポワロが登場します。“イギリスではFull Breakfast(フル・ブレックファスト)とかFull English Breakfast(フル・イングリッシュブレックファスト)”と呼ばれるらしく、写真をみると、パンに目玉焼きなどの卵料理、ベーコン、ソーセージ、大豆のトマト煮などなど、様々な食事が一枚の皿に盛りつけられています。美味しそうです。喫茶店にあるモーニングみたいな印象です。
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