「コックを探せ」のあらすじ、登場人物とキャスト、感想です。コックの失踪というつまらなそうな事件をポワロが調査するお話です。
項目 | 内容 |
---|---|
シーズン | 1 |
エピソード | 1 |
長さ | 51分 |
放送日(英国) | 1989年1月8日(日) |
放送日(日本) | 1990年1月20日(土) |
原作者 | アガサ・クリスティー |
あらすじ
料理人のイライザ・ダンが突然失踪したという連絡をトッド夫人から受けた名探偵エルキュール・ポワロ。料理人だけではなく、依頼人の自宅にあったトランクも紛失しているらしかった。その後、料理人は無事にみつかる。どうやら、弁護士に遺産相続の話を持ち掛けられて、突然コックをやめていた。
料理人が失踪したのは犯人がトランクを手に入れるためだった。犯人はトッド宅で暮らしているシンプソンで、シンプソンは同僚の死体を処分するためにトランクが必要だったのだが、コックが邪魔だったので遠ざける必要があった。そこで、弁護士に変装して遺産相続の話を持ち掛け、コックをやめさせたのだった。
登場人物
事件関係者は以下の通りです。レギュラーの登場人物といえるポワロ、ヘイスティングス大尉、ミス・レモン、ジャップ警部は省いております。
名前 | キャスト | 説明 |
---|---|---|
トッド夫人 Mrs. Todd |
ブリジット・フォーサイス Brigit Forsyth |
依頼人 |
トッド氏 Mr. Todd |
アントニー・キャリック Antony Carrick |
依頼人の夫 |
イライザ・ダン Eliza Dunn |
フリーダ・ダウィー Freda Dowie |
失踪した料理人 |
アニー Annie |
ケイティ・マーフィー Katy Murphy |
メイド |
アーサー・シンプソン Arthur Simpson |
ダーモット・クロウリー Dermot Crowley |
銀行員 トッド宅に間借り中 |
感想
英国放送では第1話なのですが、日本放送では第2話というややこしいことが起きています。こういった記事を書く時、いつも、どうしてNHKは順番を変えたんだ?と思ったりしています。ドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』も同じ問題が起きたりしているわけですが、真相はわかりません。ちなみに『刑事コロンボ』は“英語のタイトルと日本語のタイトルが全然違う問題”が登場します。
「コックを探せ」は、むしろ「デイヴィスを探せ」だった気もしますが、コックを探すことになります(デイヴィスは被害者で、犯人に殺されてトランクにつめられて挙句、盗難の犯人に仕立て上げられた男)。銀行員が行方不明になった→コックも消えている→トランクもない、というのがよくあるパターンだと思いますが、状況証拠的な事実、つまりコックの失踪が発端になっています。そのため、ちょっとひねられるている感じだなという印象です。
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