S&Mシリーズ作品の読む順番です。森博嗣先生のシリーズ作品で、一番初めに読むべきシリーズがこのS&M(犀川と萌絵のシリーズ)です!
順番
S&Mシリーズは全部で10作です。刊行順の場合は途中に短編集が1冊挿入されます。各作品の読む順番はそこまで重要ではなく、例えば、『冷たい密室と博士たち』が諸事情によって読めないから、先に『笑わない数学者』を読んでも特に問題ないはずです。ただ、次シリーズのVシリーズを読む前に、S&Mシリーズをすべて読み終えておいた方がいいと思います。
順番 | タイトル | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | すべてがFになる | あらすじ | |
2 | 冷たい密室と博士たち | あらすじ | |
3 | 笑わない数学者 | あらすじ | |
4 | 詩的私的ジャック | – | |
5 | 封印再度 | あらすじ | |
6 | 幻惑の死と使途 | あらすじ | |
7 | 夏のレプリカ | あらすじ | |
8 | 今はもうない | あらすじ | |
9 | 数奇にして模型 | あらすじ | |
10 | 有限と微小のパン | あらすじ |
短編
『封印再度』の次に『まどろみ消去』という短編集が発売されています。この短編集に収録されている『誰もいなくなった』にお馴染みのキャラが登場します(その他の短編はシリーズとは関係ない作品だったりします)。
オーディブル
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感想
このシリーズ作品は、好き嫌いが分かれるような非常に独特な作品です。『すべてがFになる』を読んで離脱する方もいらっしゃるはず。このシリーズから始まる森博嗣先生の作品は、V、四季、G、X、XX、W、WWシリーズと続き、今もまだ完結していません(WとかWWシリーズはSF小説ですね)。壮大なストーリーです。少々難解なセリフなんかも登場し、それがまた魅力だったりします。文体はとても読みやすいと思います。キャラクターはそれぞれが非常に異質で、共感しにくいと思います。理系大学院生や職員側の人間というのはもちろんいるわけですが、必ずしも誰もが天才で変人なわけではないですね。
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