HERO Season1 第10話『別れの予感』について、あらすじや真相などをまとめています。キャスター襲撃事件で逮捕送検された男を久利生検事は不起訴にしますが、再びキャスターが襲われてしまいます。
項目 | 内容 |
---|---|
シーズン | 1 |
エピソード | 10 |
長さ | 48分 |
放送日 | 2001年3月12日(月) |
脚本 | 田辺満 |
あらすじ
久利生と雨宮は人気キャスターの榎本由起(えのもと・ゆき)を襲ったとして送検された古田を取り調べていた。古田は警察の取り調べで罪を認めたが、久利生に対しては犯行を否認。久利生はいつものように捜査を始め、最終的に証拠不十分として不起訴にする。
不起訴を知ったキャスターや古田を逮捕した刑事らは不起訴を不服とし、久利生の判断が妥当であったかを調査するため、検察審査会が開かれることになる。そんな矢先、榎本が再び暴漢に襲われてしまう…。
事件概要
榎本に全治1週間の怪我を負わせたとして古田が逮捕送検されます。不起訴になったあと、古田は犯人ではないということを示す証拠や証言がみつかりますが、警察がメンツを守るために全てもみ消します。そして、警察に追われて恐怖を感じた古田は自殺してしまいます。
- 古田は取材中の榎本に不法投棄の現場を撮影され、恨みを抱いたと考えられる
- 古田の不法投棄の映像はニュース番組で報道された
- 古田が不起訴になったあと、榎本に脅迫状が届き、再び襲われる
- 脅迫状には榎本以外の指紋が付着していたが、古田のものではない
- 犯人の手に傷痕があった。古田にそのような傷はない
- 警察は古田が犯人であるという上記証拠や証言を揉み消す
- 古田が久利生に連絡を取る
- 行方不明とされていた古田はお墓参りのため、函館へ行っていた
- 榎本が襲われたとき、古田は函館にいた(アリバイがある)
- 航空券の半券がある(アリバイを証明する証拠がある)
- 古田が屋上から飛び降りて自殺してしまう
- 半券がなくなっている
ネタバレ
久利生は榎本の番組降板を知り、榎本を訪ねます。そして、話がしたいと言って河川敷に連れていき、マスク姿の男性に襲わせます。犯人は死んだにもかかわらず、榎本はひどく怯え、何度も襲われたということがうかがい知れる内容を口走ります。これがきっかけとなり、榎本は本当のことを話します。
その後、久利生は城西支部に呼ばれた矢口刑事も追及します。そして、死亡した被疑者・古田の不起訴を伝えます。矢口は揉み消しを認めている様子でした。
感想
警察は古田を適当に逮捕して、強引な取り調べで自白させたようです。メンツがどうのこうのと言っていましたが、そのメンツというのは逮捕した男が不起訴になったということで、無実の男性を冤罪で逮捕したというのはメンツの問題にならないようです。しかも、自殺に追いやっています。
久利生検事の過去の話が登場していました。17歳のときに久利生が暴行事件を起こし、その事件の担当検事が鍋島自席の同期だったようです。沼田というその検事は甘いものが好きで、強面で、ヨレヨレのジャケットを着ている変わり者とのこと。お亡くなりになられた雰囲気がでていますが、存命なのかどうかは不明です。このあと、シーズン2や劇場版などにも一切登場しないようです。
それ背筋鍛えるやつ

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