本屋大賞にノミネートされた小説の中から推理小説だけをピックアップし、タイトルや作者をまとめています。ノミネート作品の中からおすすめ作品も紹介しています。
歴代一覧
本屋大賞は2004年に第1回が始まり、2024年で21回目を迎えます。ミステリー作品だけを対象にしたブック・ランキングではありませんので、様々なジャンルの小説がランクインしています。歴代作品の中からミステリーだけをリストにすると以下のようになります。表中の順位は本屋大賞のランキングです。
タイトル | 作者 | 年 | 順位 | 評価 |
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爆弾 | 呉勝浩 | 2023 | 4位 | |
君のクイズ | 小川哲 | 2023 | 6位 | |
方舟 | 夕木春央 | 2023 | 7位 | |
#真相をお話しします | 結城真一郎 | 2023 | 10位 | |
六人の嘘つきな大学生 | 浅倉秋成 | 2022 | 5位 | |
硝子の塔の殺人 | 知念実希人 | 2022 | 8位 | |
黒牢城 | 米澤穂信 | 2022 | 9位 | |
ノースライト | 横山秀夫 | 2020 | 4位 | |
medium 霊媒探偵城塚翡翠 | 相沢沙呼 | 2020 | 6位 | |
むかしむかしあるところに… | 青柳碧人 | 2020 | 10位 | |
かがみの孤城 | 辻村深月 | 2018 | 1位 | |
屍人荘の殺人 | 今村昌弘 | 2018 | 3位 | |
騙し絵の牙 | 塩田武士 | 2018 | 6位 | |
崩れる脳を抱きしめて | 知念実希人 | 2018 | 8位 | |
罪の声 | 塩田武士 | 2017 | 3位 | |
朝が来る | 辻村深月 | 2016 | 5位 | |
王とサーカス | 米澤穂信 | 2016 | 6位 | |
満願 | 米澤穂信 | 2015 | 7位 | |
教場 | 長岡弘樹 | 2014 | 6位 | |
64(ロクヨン) | 横山秀夫 | 2013 | 2位 | |
ソロモンの偽証 | 宮部みゆき | 2013 | 7位 | |
ジェノサイド | 高野和明 | 2012 | 2位 | |
ビブリア古書堂の事件手帖 | 三上延 | 2012 | 8位 | |
謎解きはディナーのあとで | 東川篤哉 | 2011 | 1位 | |
悪の教典 | 貴志祐介 | 2011 | 7位 | |
新参者 | 東野圭吾 | 2010 | 9位 | |
告白 | 湊かなえ | 2009 | 1位 | |
ジョーカー・ゲーム | 柳広司 | 2009 | 3位 | |
流星の絆 | 東野圭吾 | 2009 | 9位 | |
ゴールデンスランバー | 伊坂幸太郎 | 2008 | 1位 | |
赤朽葉家の伝説 | 桜庭一樹 | 2008 | 7位 | |
名もなき毒 | 宮部みゆき | 2007 | 10位 | |
死神の精度 | 伊坂幸太郎 | 2006 | 3位 | |
容疑者Xの献身 | 東野圭吾 | 2006 | 4位 | |
犯人に告ぐ | 雫井脩介 | 2005 | 7位 | |
クライマーズ・ハイ | 横山秀夫 | 2004 | 2位 | |
アヒルと鴨のコインロッカー | 伊坂幸太郎 | 2004 | 3位 | |
重力ピエロ | 伊坂幸太郎 | 2004 | 5位 | |
陰摩羅鬼の瑕 | 京極夏彦 | 2004 | 9位 |
おすすめ
リストの作品をすべて読んだわけではなかったりするので、読んだ中で面白かった作品をご紹介します。私が好きなのは、謎解きメインの本格的なミステリーですので、サスペンス系などはあまり読んでいません。
medium
ここ最近読んだ作品の中で、衝撃を受けた作品といえば、『medium 霊媒探偵城塚翡翠』です。清原果耶さんと小芝風花さん出演でドラマ化もされています。私は本を読んだ後にドラマをみたので、ドラマで驚くことはなかったですが、ドラマでも同じような驚きが味わえるのではないかと思います。
むかしむかしあるところに死体がありました
『むかしむかしあるところに、死体がありました。』は特殊設定ミステリーで、昔話でお馴染みの人たちがいろいろと登場します。映像化された『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の日本版という感じの設定で、個人的には、赤ずきんよりもこちらの方が断然おもしろかったです。
容疑者Xの献身
おすすめミステリーの定番という作品ですが、本当に面白いと思います。ガリレオシリーズの一作で、理系トリックなどは登場しません。映画の印象が強く、ミステリーとしての面白さというよりは、叫びたくなるような結末が記憶に残っています。
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