御手洗潔シリーズの読む順番【島田荘司】

『御手洗潔（みたらい・きよし）シリーズ』は31作品刊行されています。ここでは、御手洗潔シリーズ作品の刊行順や最新作をご紹介します。

順番
- 一覧と刊行順
- 最新作
おすすめ

順番

最初に読んで頂きたいのは、第1作目であり、著者の島田荘司氏のデビュー作でもある『占星術殺人事件』です。その次は『斜め屋敷の犯罪』です。そして、短編集『御手洗潔の挨拶』、長編『異邦の騎士』と続きます。特に強いこだわりがなければ、刊行順に読むことをオススメします。

一覧と刊行順

シリーズ作品の一覧です。1981年に刊行された『占星術殺人事件』がシリーズ初作品で、長編が19作、12作が中短編集となっています。なお、31のシリーズ作品の中には御手洗潔がほとんど登場しない物語もあります。なお、備考欄に*が付け加えられている作品は御手洗潔がほとんど登場しないスピンオフ作品となっております。

順番	年月	タイトル（Amazon）	備考
1	1981/12	占星術殺人事件	長編
2	1982/11	斜め屋敷の犯罪	長編
3	1987/10	御手洗潔の挨拶	短編集
4	1988/04	異邦の騎士	長編
5	1990/07	御手洗潔のダンス	短編集
6	1990/10	暗闇坂の人喰いの木	長編
7	1991/09	水晶のピラミッド	長編
8	1992/09	眩暈	長編
9	1993/10	アトポス	長編
10	1996/01	龍臥亭事件	長編*
11	1998/09	御手洗潔のメロディ	短編集
12	1999/10	Pの密室	中編集
13	1999/11	最後のディナー	短編集
14	2001/08	ハリウッド・サーティフィケイト	長編*
15	2001/10	ロシア幽霊軍艦事件	長編
16	2002/08	魔神の遊戯	長編
17	2002/12	セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴	中編集
18	2003/03	上高地の切り裂きジャック	中編集
19	2003/10	ネジ式ザゼツキー	長編
20	2004/10	龍臥亭幻想	長編
21	2005/10	摩天楼の怪人	長編
22	2006/06	溺れる人魚	短編集
23	2006/08	UFO大通り	中編集
24	2006/11	最後の一球	長編
25	2007/10	リベルタスの寓話	中編集
26	2011/04	進々堂世界一周追憶のカシュガル（御手洗潔と進々堂珈琲）	短編集
27	2013/10	星籠の海	長編
28	2016/04	屋上の道化たち（屋上）	長編
29	2016/05	御手洗潔の追憶	短編集
30	2018/08	鳥居の密室	長編
31	2023/04	ローズマリーのあまき香り	長編

最新作

最新作は『ローズマリーのあまき香り』です。

世界中で人気を博す、生きる伝説のバレリーナ・クレスパンが密室で殺された。1977年10月、ニューヨークのバレエシアターで上演された「スカボロウの祭り」で主役を務めたクレスパン。警察の調べによると、彼女は2幕と3幕の間の休憩時間の最中に、専用の控室で撲殺されたという。しかし3幕以降も舞台は続行された。さらに観客たちは、最後までクレスパンの踊りを見ていた、と話す――。名探偵・御手洗潔も活躍、島田荘司待望の長編新作！