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ガリレオ

ガリレオ・霊視る|釈由美子【8話・あらすじ・ネタバレ解説・感想】

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ガリレオ(ドラマ)第八話「霊視(みえ)」のあらすじとネタバレ、トリック解説、感想・考察をご紹介します。第八話ではテレポーテーションと幽霊が登場します。

項目 内容
ゲスト 釈由美子
放送日 2007/12/03
原作 予知夢
原作者 東野圭吾
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あらすじ

雑居ビルにある料理教室である女性が殺害される。死体は犯人と思しき男にメッタ刺しにされていた。犯行時、男は警備員に発見され、逃亡の際に窓から転落して死亡していた。のちに、被害者が警察にストーカー被害を相談していたことが判明し、事件はストーカー殺人と見立てられる。不思議なことに、犯行当夜、被害者の妹が窓の外から黄色いコートを着た姉の姿を目撃していた。自宅から30キロメートルも離れた料理教室で姉は死んでいたにも関わらず…。

事件概要

犯人は被害者の体を300回弱刺していました。その後の調べで、致命傷となったのは2つの刺し傷であることが判明します。この致命傷を与えた凶器と、何百回も刺した際に使われた凶器は別であることも明らかになります。この事件の謎は被害者の妹の目撃証言です。夜8時半過ぎ、姉の自宅にいた妹はそこで、窓越しに姉の姿を目撃します。料理教室と自宅は30km離れており、移動に1時間は要する距離です。夜8時50分頃、既に姉は殺されており、めった刺しにされている最中でした。この不思議な出来事に対して、湯川は被害者がテレポーテーションしたと考えます。一方、証言者の妹や内海は被害者の幽霊と考えます。

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ネタバレ

真犯人は料理教室の金沢頼子で、料理教室に19時半頃まで残っていた女性です。犯人の金沢は被害者と口論になり、激情に駆られ、犯行に至りました。

口論の原因は犯人の被害者に対する嫌がらせです。実は、ストーカーの正体も金沢です。犯人の金沢は、密かに交際していた男に協力させ、被害者が生きているようにみせようとしました。その具体的な内容は、犯人が被害者のふりをして自宅に帰るというものです。妹が目撃した姉は、実は犯人だったということになります。

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トリック

被害者が生きているようにみせることで、犯行時刻を誤認させるトリックです。捏造した犯行時刻に完璧なアリバイを作れば、容疑者から外れることができます。この事件の場合、被害者が一度帰宅し、その後、再び料理教室を訪れた時に殺されたという筋書きです。しかしこれは、共犯者が警部員に見つかったため、失敗に終わります。結果、被害者らしき人物が犯行現場から遠く離れた自宅で目撃されるという不可解な証拠を残すことになります。

ストーカー殺人

男が何度も被害者の死体を刺していたこと、被害者がストーカー被害を訴えていたことなどが根拠となり、警察はストーカーによる殺人と認識します。これを犯人が想定していたかどうかは不明ですが、アリバイ工作の失敗によって真犯人は、共犯者に罪をなすりつけることが可能な状況を手に入れます。しかしながら今度は、男と被害者の接点を示す明確な証拠がみつからないという不可解な状況を生み出します。

テレポ

テレポーテーションや幽霊と思われていた現象は妹の見間違いだったといえます。誤りが生じた理由は黄色いコートです。妹は自宅の近くに現れた黄色いコートの人物を姉だと思い込んでいました。実際は、窓が結露していたため、顔までハッキリと見える状況ではありませんでした。

考察

この事件に自然科学はほぼ関係ありませんでした。関係があったのは、テレポーテーションの謎を解くため、ガリレオ先生がワームホールやタイムスリップなどを調べていたこと、犯人と共犯者の関係を掴む証拠として音響機器のガリが登場したことの二つでした。テレポの真相は、実際は単なる思い込みで、若い坊主頭の青年を野球部員と判断することと同じようでした。

被害者生存

被害者を生きているようにみせたい時は、共犯者を使う方法が簡単です。共犯者を使わず、自分自身で被害者に変装した場合、結局、自身のアリバイは作ることができません。なので、共犯者に被疑者のふりをさせるか、もしくは、自分自身のふりをさせるなどして、アリバイを捏造する必要があります。被害者が生きていると認識させるメリットは犯行時刻を誤魔化すことにあり、それが、アリバイ工作につながります。被害者の生存を裏付ける証拠は証言などが考えられますが、解剖の結果、正確な犯行時刻が割り出されると、矛盾を招く結果になります。今回、犯人が移動している最中に、共犯者が滅多刺しにしていましたが、被害者帰宅後、再び料理教室を訪れ刺されたというシナリオ通りにするのであれば、滅多刺しはもっと後にするべきではないかと考えられます。とはいえ、検死で最初の致命傷について明らかになっており、そもそも犯行時刻を偽ることはできませんでした。

滅多刺しの理由

滅多刺しにした理由は致命傷となった傷を隠すためだったと考えられます。ところが、この行為は、ストーカーによる犯行という見立てを強める結果になります。犯人がストーカー殺人を偽装しようとしていたとも考えられますが、運よく共犯者が死ななければ、警察はストーカーを探すことになります。ストーカーは結局、犯人なので、ストーカー殺人偽装は、自分の犯行を強調するような行為になります。

個人の感想

福山さんのかっこいい料理シーンが登場しました。エビチリを作っているのかな、と思ったら、エビと野菜の謎の料理でした。美味しそうでした。内海の作っていた料理みたいなやつを私も誕生させたことがあります。美味しくはありませんでした。

ガス

詳しくは知りませんが、火災の恐れがあるため、ガスは使ってはいけないと聞いたことがあります。ところが、湯川先生はガスで調理しているようでした。作っている料理は中華のようだったので、火が命なのでしょう。

森英太

湯川研に森英太という学生がおり、この人物を演じている伊藤隆大さんは伊藤淳史さんの弟だそうです。今まで気付きませんでした。古いドラマをみると、第一話のムロツヨシさんのような発見があって楽しいです。

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