no murder, yes life
推理アニメ

薬屋のひとりごと|アニメ【あらすじ・ネタバレ解説】

4.5
この記事は約16分で読めます。
記事内に広告が表示されます

 「薬屋のひとりごと」は日向夏(ひゅうが・なつ)氏によるライトノベルを原作にしたミステリーありラブコメありのアニメです。この記事では、アニメの登場人物、各エピソードのあらすじと真相などをまとめています。

項目 説明
タイトル 薬屋のひとりごと
作者 日向夏
ひゅうが・なつ
アニメ 2023年10月21日~
公式サイト
スポンサーリンク

登場人物とキャスト

主人公は猫猫という女の子で、現代でいう薬剤師です。声優のリンク先はwikipediaとなっています。

名前 解説 声優
猫猫
マオマオ
主人公。人さらいに遭い高宮で働くことになる
誘拐される前は毒好きの薬師
悠木碧
壬氏
ジンシ
超美形の男で高い地位にある宦官
猫猫の薬師としての能力に気付く
大塚剛央
高順
ガオシュン
武官の一人 小西克幸
玉葉妃
ギョクヨウ ひ
皇帝の妃。翡翠宮で暮らす 種﨑敦美
梨花妃
リファ ひ
皇帝の妃。水晶宮で暮らす
子を亡くし、自身も病に倒れる
石川由依
里樹妃
リーシュ ひ
皇帝の妃。金剛宮で暮らす
玉葉や梨花と比べ、まだだいぶ幼い
木野日菜
阿多妃
アードゥオ ひ
皇帝の妃。柘榴宮で暮らす
最年長
甲斐田裕子
小蘭
シャオラン
後宮で働く下女
猫猫の友人
久野美咲
李白
リハク
武官
猫猫に連れられ遊郭へ
赤羽根健治
羅門
ルォメン
猫猫の養父 家中宏
スポンサーリンク

あらすじ

大陸の中央に位置する、とある大国。その皇帝のおひざ元に一人の娘がいた。名前は猫猫(マオマオ)。以前は花街で薬師(薬剤師)をしていたのだが、人さらいに遭い、皇帝が住む後宮で働くことになる。そばかすだらけで、けして美人とはいえない猫猫には、皇帝のものにならない自信があり、何事もなく奉公が終わるのを待っていたのだが…。

舞台

物語の舞台は架空の中華風帝国で、時代は中世前期(5世紀から10世紀)と言われています。主人公達が暮らす大国は、大陸の中央にあり、茘(リー)と呼ばれています。猫猫や壬氏らが暮らす後宮は、日本でいうところの大奥で、皇帝やその親類、妃と侍女、そして女官と宦官以外の人間は立ち入ることができません。

スポンサーリンク

#1 猫猫

ある日、猫猫は帝の御子たちがひどく短命であることを知る。子供だけではなく、どうやら、母親である梨花妃と玉葉妃も体調を崩しているようだった。原因は医官にも突き止めることができず、後宮では“呪い”という噂が広まることになる。

呪いなどというものを信じない猫猫は、幼児が亡くなったこと、梨花妃の症状などから、あっという間に真相に気付いてしまう。そして、猫猫は匿名で文を書き、梨花妃と玉葉妃に死の原因を伝える。しかし、一ヶ月後、梨花妃の息子であり東宮(皇太子)が亡くなってしまう。一方、玉葉妃は匿名の忠告に従っているらしかった。

呪いの正体

猫猫が二人のお妃様に伝えたのは「おしろいはどく、赤子にふれさすな」でした。実はお妃様達が使っていた高級白粉(おしろい)には鉛が含まれており、これが原因で幼児は死に、お妃様は具合が悪くなっていました。なお、白粉は肌を白くみせるために使われる化粧品で、一般的に白粉には鉛が含まれています。

匿名で忠告した猫猫でしたが宦官の壬氏にバレてしまいます。壬氏は、忠告文が書かれたのが下女の仕事着に使われる布であること、猫猫のスカートが破れていることなどに気付き、忠告者が猫猫であることを見破っていました。なお、壬氏は猫猫が文字を読めることも見抜いています。

#2 無愛想な薬師

呪いの正体を解いた猫猫は晴れて(?)昇格し、玉葉妃の侍女となるが、与えられた職務は毒見役だった…。しかしながら、毒好きの猫猫とってはむしろ嬉しい仕事だったので、毒見をしながら怪しい笑みを浮かべてしまう。

ある日、壬氏に呼び出された猫猫は、武官からの頂き物である包子(ぱおず)の味見を頼まれる。差し出された包子の匂いを嗅ぎ、猫猫が催淫剤(さいいんざい)入りであることを見抜くと、今度は、媚薬づくりを頼まれることになる。久しぶりの調薬に胸を躍らせる猫猫は、きりりと引き受けるのだった。そして、猫猫が作り出したのは、いわゆるチョコレートだった。

毒草

作中で猫猫はシャクナゲの毒性を壬氏達に教えています。燃やすと毒ガスを発する植物は、おそらくキョウチクトウ(夾竹桃)です。キョウチクトウは食べても毒ですし、燃やしても煙に毒が残ってしまうため危険です。しかし、麻薬の原料となるケシなどとは異なり、通常の栽培が禁じられているわけではありません。なお、自然毒については厚生労働省のサイトにまとめられていますので、そちららが参考になります。

自然毒のリスクプロファイル[厚生労働省]

#3 幽霊騒動

後宮に女の幽霊が出るらしい。そんな噂を耳にした猫猫は後宮が密室状態であることを考え、お堀に底に沈んでいる哀れな女の…などということを想像してみたりもする。ところが、その正体は夢遊病を起こしたある妃だった。

その妃は夢遊病が原因で後宮を去ることになり、武官と結婚することになる。後宮では、身分が高いとはいえない武官との結婚を憐れむ声も聞こえてくる様子だった。病は妃が皇帝の前で踊りに失敗したことが原因だったようで、結局、皇帝の相手(御手付)とはならなかった。

妃の夢遊病に関連して、猫猫はある出来事を思い出す。それは、猫猫が花街にいた頃の話で、とある妓女が夢遊病のふりをして結婚を回避したというものだった…。

夢遊病の真相

妃の夢遊病は幼馴染だった武官と結婚するための演技でした。そして、皇帝の前で踊りに失敗したのもわざとです。結果、純潔なまま武官と結ばれることになります。

なお、このエピソードではあまり詳しく語られていませんが、原作では猫猫がこさえた媚薬は結婚相手である武官に渡されています。武官は皇帝に出征の褒美として幼馴染の妃を貰っています。この行動は媚薬を摂取したからであって、今一つ勇気の足りない武官を色んな意味で奮い立たせるために、媚薬が送られたというわけです。

#4 恫喝

呪いの原因が白粉(おしろい)であることを指摘した猫猫だったが、その後も梨花妃だけは体調を崩したままで、ずっと床に伏していた。ある日、猫猫は皇帝に梨花妃の治療を命ぜられる。妃の容体はすこぶる悪かったのだが、治療しようにも妃の侍女達に邪魔をされてしまい何もできずにいた。

原因

侍女たちに追い出されていた猫猫ですが、壬氏の助けによって、梨花妃に近づく機会を得ます。そして、梨花妃にあの白粉が使われていることに気付きます。このことに激昂した猫猫は侍女をひくほど激しく暴力的に叱責します。侍女は白粉を隠し持っており、それを懲りずに使っているようでした。

その後、猫猫の治療によって梨花妃は徐々に回復し、最終的には美しさも取り戻します。猫猫は梨花妃が子供を死なせてしまい、自信をなくしているようだったので、果実で棒を挟むというテクニックを教えます。それが功を奏したのかどうかはわかりませんが、帝は梨花妃もとに通いまくっていたようでした。

#5 暗躍

梨花妃が無事に回復し、猫猫は玉葉妃の侍従としての日常を取り戻していた。ある日、医局でまったりしていると、宦官がひどく怯えながら「呪いを解く薬がほしい」と訴えてくる。呪いが皮膚炎だと診断した猫猫は軟膏を処方し、不気味な炎の色は炎色反応であると見抜く。その後、猫猫は玉葉妃の翡翠宮へと戻り、“園遊会”の準備に取り組むことになる。

#6 園遊会

帝と四人の上級妃、皇族、そして高官たちが集まる“園遊会”がいよいよ始まる。会場は出し物で賑わうが、妃の侍女達によるいさかいも勃発しているようだった。そんな中、食事の時間を迎え、毒見役の猫猫が次々と料理を口へと運んでいく。しかし、なぜか里樹妃だけが、毒見を終えた料理を前に強張った表情をみせていた。

里樹妃の震え

里樹妃はアレルギーのため、特定の食べ物を受け付けない体質でした。毒見は終わっていても、里樹妃にとっては毒になってしまうため、里樹妃は料理の前で震えていました。

#7 里帰り

園遊会の翌日、猫猫は高順の頼みで毒が盛られた器を調査していた。その過程で、里樹妃が侍女たちからいじめられていることに気づく…。その後、猫猫は園遊会でもらい受けたかんざしの使い道を知り、里帰りを計画する。

#8 麦稈

里帰りを果たした猫猫は久しぶりに実家で過ごすことになる。翌朝、少女に急を知らされた猫猫が娼館へと向かうと、そこには、毒を飲んだと思しき妓女と男が倒れていた…。

心中

妓女と客の男は心中したと考えられていましたが、実は妓女による毒殺でした。妓女は男を安心させるため、グラスに比重が異なる二種類の液体を入れ、水と油が使われたドレッシングのような二層に分かれた状態の飲み物を用意しました。妓女は毒が入っていない方を飲み、その後、男にグラスを渡し毒を飲ませました。このように手の込んだことをしたのは、男が毒殺を警戒していたからです。

#9 自殺か他殺か

ある日、壬氏のもとに親しくしていた武官の訃報が届く。その武官の死因は過度な飲酒とされていたが、壬氏はこの死因に納得できず、猫猫に相談することになる。猫猫は武官の食生活や深酒の理由を知り、真相を推理する。

武官の死因

武官は酒に大量の塩を盛られ亡くなりました。武官は塩味の味覚障害に陥っており、酒に塩が入れらていることに全く気付きませんでした。

#10 蜂蜜

園遊会で里樹妃は毒を盛られた。猫猫の毒見によって、里樹妃に毒が盛られることはなかったが、毒を仕込んだ犯人は不明のままだった。しかし、後宮では、外廷の堀で自殺した女官が犯人という噂が広まっていた。壬氏は下女が妃を毒殺する動機に疑問を抱き、猫猫に調査を命じる。死んだ女官は阿多妃が暮らす柘榴宮に仕えており、猫猫は調査のため、柘榴宮へ出向することになる。

#11 二つを一つに

猫猫は後宮の書物で自身の養父である羅門が阿多妃の出産に関わっていたことや、阿多妃の子供に関する過去を知ることになる。猫猫は阿多妃の侍女頭である風明を訪ね、真相を探ろうとするが…。

毒殺未遂の真相

園遊会で毒を盛ったのは阿多妃に仕える風明でした。風明は阿多妃の子供にハチミツを与えてしまい、子供を死なせていました。ハチミツが毒になり得ることを知らなかった風明でしたが、敬愛する阿多妃に失態を知らないようにするため、このことを隠し続けます。しかし、阿多妃と親しくしていた里樹妃に勘付かれてしまい、里樹妃の毒殺を計画することになります。

毒殺の動機は里樹妃の口封じだけではなく、阿多妃が四夫人から降ろされるのを防ぐためでもありました。四夫人の交代が噂され、危うい立場にいた阿多妃ですが、里樹妃が亡くなれば、しばらくは四夫人から退くことはないはずでした。

なお、風明は里樹妃の毒殺を自白し絞首刑となります。

#12 宦官と妓女

風明の事件によって、親族だけではなく多くの関係者も処罰を受けることになった。さらわれて売り飛ばされた猫猫もその関係者に含まれ、後宮を解雇されることになる。いくらかの退職金をもって花街の緑青館に身を寄せる猫猫だったが、ある夜、宴の席で壬氏と再会する。

#13 外廷勤務

解雇されてしまった猫猫だったが、壬氏に身請けされ、再び宮廷に戻ることになる。一度解雇されたため、元の職場である後宮には戻れず、職場は壬氏の屋敷となる。主である壬氏から官女の試験を受けるよう言いつけられた猫猫は他の官女に絡まれつつも、勉強に励もうとする。しかし、身請けの時に壬氏が渡した冬虫夏草に魅了され、気が散ってしまう。

#14 新しい淑妃

官女試験に落ちた猫猫は当然のことながら官女にはなれず、壬氏の下女となる。後宮は阿多妃の代わりに楼蘭妃を迎える。猫猫は玉葉妃や梨花妃の推薦とともに、上級妃教育(寝室での秘術について)の講師を依頼される。講義は無事に終わり猫猫が床につくと、夜中に不審な音が鳴り響く。

ボヤ

倉庫が燃えるというボヤ騒ぎが起きます。原因は粉塵爆発(アニメの中でこの単語は登場しない)で、小麦粉が舞った倉庫内で倉庫番がキセルに火をつけたため発生していました。キセルは倉庫番のものと考えられますが、象牙製でだいぶ高価な代物のようでした。

#15 鱠

猫猫は高順から官僚がフグを食べて昏睡状態になった事件の調査を依頼される。原因は鱠(なます)に使われたフグと考えられているが、料理人はフグを使っていないと話していた。鱠は通常の調理方法と変わらず、特に不審な点もなかった。猫猫は調査のため若い武官と共に昏睡状態になった官僚の家へ向かい、そこで、海藻を発見する。その海藻は鱠に使われていたようだった。

フグ毒

毒は海藻でした。下処理をしなければ毒になる海藻で、官僚は下処理前の海藻を食べていました。海藻は被害者の弟が意図的に用意したもので、弟はないがしろにされている自分が許せず、兄を恨んでいました。

アニメの中で海藻の名前は登場していませんが、おそらく、オゴノリという海藻です。刺身の妻にも使われる緑色の海藻(茹でると緑色になる。茹でる前は紅色)です。

#16 鉛

宮廷御用達の彫金細工師が秘伝を伝えぬまま亡くなり、遺言だけが残された。猫猫は壬氏から調査を依頼され、彫金細工師の家を訪れることになる。彫金細工師には三人の息子がおり、それぞれに作業小屋、作業小屋に固定されたタンスと使えないタンスの鍵、ガラス製の金魚鉢が相続されていた。「茶会でもするといい」という彫金細工師の遺言に従い、猫猫は茶会を開こうとする。

遺言

金魚鉢を窓のそばにおき、絵柄を正面に向けると、太陽光がタンスの鍵穴に差し込む仕組みになっています。太陽光が差し込むと、鍵穴に仕込まれた金属が溶け、タンスの鍵が使えるようになります。タンスの中には別の鍵が入っており(鍵穴の溶けた金属がドロドロになって流れ、型に入り、鍵になった)、その鍵を使えば、他の引き出しを開けることができます。

タンスの中に入っていたのは金属だけでしたが、それこそが、彫金細工師の秘伝だったようです。すなわち、引き出しの中身が金属を、引き出しの大きさが比率を意味しており、その通りに調合すると、特殊な金属を作ることができます。

#17 街歩き

猫猫は美しいお姿の壬氏に化粧を施すことになる。壬氏は身分を隠して街へと向かう用事があり、目立たないように変装する必要があった。猫猫は高順や水蓮の力を借りつつ、壬氏を身なりはもちろん、体格や輪郭や声も違う人物に仕上げる。壬氏のお供ということで、猫猫も変装し街へと向かうことになる。焼き鳥なんかを頬張りながら、二人は目的の場所へと歩いていく。

価値

壬氏の目的地は妓女がいるようなお店でした。壬氏は猫猫に『妓女の価値を下げる方法』を尋ねます。最も価値が下がってしまうのは妓女の妊娠のようでした。

#18 羅漢

壬氏をお見送りしたあと、里帰りした猫猫は羅門の頼みを受け、緑青館の離れに薬を届ける。離れには梅毒を患った妓女がいた。用事を済ませて後宮に戻った壬氏は再び軍師の羅漢と会話することになる。そして壬氏は猫猫と羅漢の関係に気付くことになる。

正体

いやしい感じの羅漢は猫猫の実の父親でした。猫猫は実父である羅漢を激しく避けている様子です。

#19 偶然か必然か

軍師・羅漢は猫猫の父親だった。衝撃的な事実が明らかになり、壬氏は思い悩む。一方、猫猫は李白からぼや騒ぎが起きた時に、別の場所で祭具が盗まれたことを知る。塩を盛られて亡くなった男性、海藻で食中毒になった人物などなどは、祭具やボヤの起きた倉庫に関連していた。奇妙なつながりを壬氏に報告した猫猫は、牛黄というエサにつられて事件を調査することになる。

祭具

『#14 新しい淑妃』で起きたボヤ騒ぎで、祭具も盗まれていました。この盗難事件は、『#9 自殺か他殺か』『#15 鱠』『#16 鉛』で起きた事件と繋がっており、いずれの事件も祭具を盗むための準備だったようです。#9には塩を盛られて亡くなった武官が登場し、この武官は祭具の管理者でした。#15の官僚は後任で、#16の彫金細工師は祭具を作っていたようです。

ボヤ騒ぎに登場した象牙のキセルは、薬の匂いがする背の高い女官が渡していまいした。この女官は翆玲だと考えられますが、断定はされていません。

犯人のねらいは、祭事場の柱を落下させてやんごとなきお方を下敷きにすることでした。猫猫が工作に気付いたため、やんごとなきお方は間一髪のところで助かります。危うく死ぬところだったやんごとなきお方というのは壬氏でした。

#20 曼荼羅華

祭事に乱入した猫猫は壬氏を救った。その後、猫猫は壬氏達に自身の推理を伝える。黒幕と思しき翆玲だったが、死体となって発見されてしまう。

猫猫が翆玲の遺体を調べるため棺を開けると、中に入っていたのは別人の死体でした。どうやら翆玲は仮死状態になる薬を使って検視した人物を騙し、逃亡したようです。猫猫は仮死状態になる薬を欲し、狂ったように興奮します。

#21 身請け作戦

玉葉妃が妊娠したため、猫猫は後宮へと戻り、再び翡翠宮で毒見役となる。医局でやぶ医者に会って身の上話を聞き、紙の製造について助言する。その帰り、猫猫は李白に呼び出され、緑青館の三姫・白鈴(パイリン)を身請けしたいと相談される。緑青館で身請け話を小耳にはさんだ李白は、もんもんとしていたらしく、だいぶ悩んでいた。

真摯に対応する猫猫は、李白を脱がす。最後の一枚というところで壬氏みつかってしまい、白鈴の好みの体かどうかまでは完全に判断できなかった。その後、事情を知った壬氏は李白に身請けに必要な金銭の肩代わりを申し出るが、李白はきっぱりと断るのだった。

やぶ医者の実家では紙をつくっているようで、その紙は御用達の一品でした。ところが、牛を労働力に導入してから品質が落ちてしまいます。原因は牛のよだれで、のりが分解されて紙の強度が落ちていたようです。

#22 青い薔薇

猫猫が再び翡翠宮で過ごし始めたある日、壬氏は羅漢に青い薔薇を要求される。次の園遊会で薔薇を披露するため、薔薇を探し回るが、そもそも季節ではなかった。困り果てた壬氏は猫猫に相談し、猫猫は背後に羅漢がいることを知る。

羅漢に闘志を燃やす猫猫は青い薔薇を手に入れるため、水晶宮の梨花妃を訪ね、治療につかったサウナを借りる。猫猫はサウナを温室のようにして使い、薔薇の花を咲かせようとする。

青いソウビ

猫猫は季節外れの薔薇を咲かせ、青い色の薔薇も用意します。それは、白い薔薇に色水を吸わせて青く着色したものでした。

#23 鳳仙花と片喰

猫は実の父親である羅漢と象棋(シャンチー)で戦うことになる。羅漢が勝てば猫猫は羅漢のもとに、猫猫が勝てば緑青館の妓女を身請けするという条件で始まった試合は全五試合。勝敗がつく度に、ロシアンルーレットで毒入りの杯を空けるというルールも設けられる。試合は猫猫の敗北が続く。三試合目で羅漢がわざと負け、杯を飲んで飲み干すのだが…。

勝敗の行方

猫猫が用意したのはアルコールでした。羅漢は下戸だったので、一杯飲んだだけで気を失ってしまいます。

羅漢の過去

羅漢は幼い頃から人の顔を判別できませんでした(失顔症と考えらえますが、作中でこのような言葉は登場しません)。成長するにつれて、他人の顔が碁石やシャンチーの駒にみえるようになりますが、それ以上にはなりません。ある日、羅漢は鳳仙(フォンシェン)という妓女と出会い、これまで負けなしだった囲碁で負けます。この時、鳳仙の顔をはっきりと認識し、羅漢にとっては初めて顔をみた他人となります。

羅漢にとって鳳仙は特別な人間であり、鳳仙も羅漢のことを特別な存在だと感じていました。ふたりは男と女の関係になりますが、羅漢が別の地に飛ばされることになります。すぐに戻ってこれると思っていた羅漢ですが、遊学の期間は三年もかかりました。その間、鳳仙は身請け話が破断になり、落ちぶれていました。破断の理由は羅漢の子供を身ごもったからでした。

#24 壬氏と猫猫

猫猫に負けた羅漢は緑青館の妓女を身請けすることになる。金に糸目を付けない羅漢は好きな妓女を選ぶ権利を与えられるのだが、どの妓女も駒にしかみえなかった。とりあえず女を選ぼうとすると、その妓女に導かれて、ある妓女のもとへとたどり着く。それは鳳仙(フォンシェン)だった。鳳仙と再会した羅漢は彼女を碁に誘い、心を通わせる。

結末

羅漢は鳳仙を身請けします。猫猫は妓女を見送るために、こっそり後宮の塀の上で舞いますが、怪しい女がいると通報され、壬氏にみつかってしまいます。踊って傷口が開いてしまった猫猫は壬氏にお姫様抱っこされながら、塀を後にします。そして、神妙な面持ちで猫猫は『牛黄』を要求します。

感想

12話ほどで終了なのかと思ったら24話でした。長く楽しめてよかったですし、第二期の放送も決まっているようなので、今後が楽しみです。同じ時期に始まった『鴨乃橋ロンの禁断推理』も面白いので、未試聴の方にオススメしたいです。

ミステリー要素の謎解きは、マイナーな知識がトリックになっている場合が多かったと思います。殺人犯みたいな人物が登場しないので、偽装工作やトリックの仕掛けようもないわけですが…。ミステリーと聞いて殺人をイメージする方には、やっぱり、『鴨乃橋ロンの禁断推理』がオススメだったりします(しつこい?)。

結末とか結構泣けました。お父さん登場は驚きでしたし、猫猫のキャラも好きですし、壬氏と猫猫の掛け合いや会話も面白かったです。いろいろ詰まっていて、誰がみても面白いと感じる部分があるのではないかと思ったりしています。ほんとうに、二期が楽しみです!

まとめ

 「薬屋のひとりごと」について、あらすじや結末などをまとめました。原作のライトノベルは既に14巻まで刊行されており、現在も続いてます。

漫画について

漫画は、どちらかといえばラブコメ寄りの「薬屋のひとりごと」と、ミステリー寄りの「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」の二種類あります。原作は同じ作品ですので、ストーリーが大きく異なるということはありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました