no murder, yes life
金田一耕助

悪魔の手毬唄|あらすじ・ネタバレ解説

4.5
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 金田一耕助シリーズ「悪魔の手毬唄」のあらすじ、真相、感想などをご紹介します。原作は横溝正史氏の推理小説で、古谷一行さん主演のドラマは二種類あり、1977年と1990年に放送されました。

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あらすじ

 岡山県警の磯川警部に誘われ、金田一耕助は等々力警部と共に鬼首村(おにこうべむら)を訪れる。村には由良家、仁礼家、別所家という旧家に加え、青地家の営む湯治場「亀の湯」があった。金田一は多々羅放庵という老人と知り合ったのだが、その老人が突如失踪してしまう。さらに、由良泰子、仁礼文子が次々と殺害される。

 死体の状況はいずれも、村に古くから伝わる手毬唄の歌詞に似ていた。見立て殺人を疑う金田一は次の犯行を阻止するため、歌詞の続きを調べようとするのだが、手毬唄を知る人物が歌詞を思い出せず、捜査は滞ってしまう。

登場人物・キャスト

主な登場人物とキャストをまとめます。

名前 キャスト
(1990年版)
説明
金田一耕助 古谷一行 私立探偵
青池源治郎 死んだとされる
温泉宿「亀の湯」を営む
青池リカ 有馬稲子 源治郎の妻
青池歌名雄 石黒賢 源治郎の息子
青池里子 浅野愛子 源治郎の娘
多々羅放庵 汐路章 庄屋の末裔
由良敦子 江波杏子 由良卯太郎の妻
由良家の屋号は枡屋
由良泰子 小沢幹子 敦子の娘
仁礼嘉平 加藤武 仁礼家の当主
仁礼家の屋号は秤屋
仁礼咲枝 白川和子 嘉平の妹
仁礼文子 夏海京子 咲枝の娘
別所春江 大橋芳枝 千恵子の実母
別所家の屋号は錠前屋
別所千恵子 伊藤つかさ 春江の娘
大空ゆかりという芸名で活躍
恩田幾三 西園寺章雄 源治郎殺害事件の犯人
等々力 ハナ肇 警部
磯川 藤岡琢也 警部
立花 光石研 警部補
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事件概要

鬼首村では青池源治郎という人物が殺害されています。犯人として恩田幾三という人物が疑われますが恩田は行方不明になってしまい、真相ははっきりしていません。恩田幾三は由良卯太郎に事業を勧めた人物です。青池源治郎によって詐欺師の嫌疑をかけられ行方を暗まし、源治郎は死体となって発見されます。

事件は由良泰子、仁礼文子に続いて、青地里子も殺されてしまいます。いずれも手毬唄に見立てられているようでした。

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ネタバレ

放庵、泰子、文子、里子を殺した犯人は青池リカです。夫である青池源治郎を殺したのもリカで、源治郎と恩田幾三は同一人物でした。源治郎は浮気して様々な女に子をはらませていました。泰子や文子の実の父親は源治郎で、その血筋が許せずリカは犯行に及んでいます。

実の娘である里子は間違えて殺しています。本当のねらいは別所千恵子(大空ゆかり)で、千恵子もまた源治郎の娘でした。

放庵を殺したのは罪をなすりつけるためです。手毬唄の見立てにすることで、放庵が犯人であるかのうようにみせています。

感想

「悪魔の手毬唄」は映像化作品が多いです。どれが優れているかというのはさておき、初めて見た作品がどれか(あるいは印象に残っている作品など)で年齢がバレてしまいそうです。

原作小説は登場人物が多く、家系や村の人間関係が把握しにくいです。基本文章だけですので、相関図だけではなく、地図も欲しいところです。その他、手毬唄の歌詞と実際の殺人の様子が符合して不気味だったり、登場人物それぞれの心情描写に加え村の雰囲気や当時の価値観なども上手く描かれていると評判です。横溝ミステリの名作といえる作品だと思います。

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