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推理ゲーム

さんまの名探偵【あらすじ・ネタバレ解説】

3.5
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 さんまの名探偵」のあらすじ・ストリーム、真相・犯人などをまとめ、トリックについて考察しています。このゲームは1987年にファミコン用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲームです。

ソフト情報
項目 説明
ハード FC
発売日 1987年4月2日
発売元 ナムコ
ジャンル 推理アドベンチャー
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あらすじ

 吉本社長の別荘で桂文珍が何者かに殺害される。文珍の死体は金庫室で見つかり、金庫にあった「アフリカの星」というダイヤも盗まれていた。被害者の文珍は別荘の新築パーティーに参加しており、死体が見つかったのは、パーティーが始まってから三時間後のことだった。参加者はオール阪神、オール巨人、今いくよ、今くるよ、太平サブロー、太平シロー、島田紳助、西川のりお、そして、文珍を含めた9名で、これに、吉本社長と娘のあやこが加わる。金庫室へ向かうためには、参加者がいたホールを通らねばならず、パーティーの最中、ずっと社長室にこもっていた吉本社長には完璧なアリバイがあった。

捜査

捜査を依頼された明石家さんまは競艇場で横山やすしから、事件以降、文珍の幻のネタ本が行方不明になっていると伝えられます。この消えたネタ本はオール巨人が持っています。巨人がスランプから脱したのは、ネタ本を手に入れたためでした。巨人はパーティー中に金庫室へ行き、文珍の死体を見つけました。死体のそばにネタ本が落ちていたため、それをくすねていました。ネタ本以外にも、フロッピーディスクが落ちており、それも巨人は盗んでいました。フロッピーディスクには、文珍の独り言が記録されており、チャタという宝石商の名前、ある人物の密輸、闇の帝王などが語られます。

犯行現場にはコンタクトレンズが落ちていました。これは今くるよが落としたものでした。さんまはテレビ局のスタジオでコンタクトの領収書をみつけ、このことに気付きます。くるよは、吉本社長がダイヤを持っているという噂を耳にし、金庫室へ行きました。このとき、文珍の死体はなく、かわりにペンダントが落ちていました。

ペンダントを落としたのは太平シローです。シローは闇の帝王に命令され、吉本のダイヤを盗もうとしていました。しかし、このとき、ダイヤは既になかったようです。闇の帝王の正体は西川のりおで、のりおはパーティーのとき、文珍が金庫室ではなく社長室に向かったと証言します。

捜査の途中、何も語ろうとしなかった島田紳助の死体が発見されます。死体のそばには遺書とアフリカの星が落ちていました。遺書には、ダイヤを盗もうとして文珍に目撃されたため自ら命を絶つ、という内容が書かれていました。死体を発見したさんまは、自殺に疑いを抱いています。

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真相

以下の内容は事件の犯人や動機のネタバレとなります

文珍を殺した犯人は吉本社長です。吉本高行にはホールを通っていないという完璧なアリバイがありましたが、社長室には隠し通路があり、金庫室とつながっていました。吉本のダイヤ密輸をチャタから聞いた文珍はパーティーで吉本を告発しようとしたため殺されました。

島田紳助は吉本による文珍殺害を目撃し、吉本を脅していました。恐喝された吉本は、紳助を自殺にみせかけて殺害します。紳助がダイヤを盗んだようにみえていましたが、吉本の偽装工作でした。そもそもダイヤは盗まれておらず、吉本がもっていたようです。

ダイヤ密輸のために吉本が手を組んでいたのがチャタという宝石商です。チャタはアフリカの星を密輸しました。このアフリカの星と呼ばれるダイヤを狙っていたのが、闇の帝王こと西川のりおです。のりおは太平シローを使ってダイヤを盗もうとしていました。のりおの真の狙いは、古代の秘宝にあり、アフリカの星とピューマ(の置物)に、秘宝の秘密が隠されていました。

古代の秘宝

アフリカの星をピューマの目にはめ込み、しっぽを回して、頭を叩くと、目が光り、地図が投影されます。のりおの誘いに「はい」と答え、バラベ島という島に宝探しへ赴くと、バッドエンディングになります。宝箱は見つかりますが、中身は空っぽでした。

なすりつけ

真犯人の吉本に、紳助の死体発見現場に落ちていたダイヤを渡すと、事件は紳助が犯人ということになり、エンディングを迎えます。これは吉本の筋書き通りということになってしまいます。

逃亡

吉本を取り逃がすと、エンディングになります。吉本は高飛びし、さんまは探偵を辞めて本職のタレントに戻るとぼやきます。

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結末

犯人の吉本を捕まえた場合、さんまは吉本に銃で脅されるという展開になります。ここに吉本の娘・あやこが登場し、吉本を説得します。「優しいお父様に戻って」と訴えられた吉本は銃を降ろし、娘と共に警察へ向かいます。

トリック

 犯人のアリバイは秘密の通路によって成立していました。犯行現場へ辿り着くためには衆人環視の中を通り抜ける必要があると思われていましたが、実は別の通路が存在していました。被害者が社長室へ行ったという証言は、死体が金庫室で発見されたという事実と矛盾するため、これが隠し通路のヒントになっていました。

アンフェア?

 推理小説のルールを記した「ノックスの十戒」に、隠し通路や隠し部屋に関する記述があり、そこには、一つであれば許容されるとされています。

まとめ

 推理アドベンチャーゲーム「さんまの名探偵」のあらすじや犯人をご紹介しました。現在も活躍するタレントさんの名前が多く登場していますが、犯人の吉本高行、娘の吉本あやこは架空の人物です。なお、余談ですが、主人公として登場している明石家さんまさんは、実はゲーム出演に許可を出していないなどと言われています(吉本興業が本人に確認せず勝手に許可を出したということ)。

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