大倉崇裕の著作まとめ

大倉崇裕(おおくら たかひろ)は1968年京都府生まれの推理作家・脚本家です。学習院大学法学部を卒業後、1997年に「三人目の幽 霊」で第4回創元推理短編賞佳作を受賞し、翌年には「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞しました。 代表作にはドラマ化もされた「福家警部補」シリーズ、「警視庁いきもの係」シリーズ、「死神さん」シリーズなどがあります。 また、山岳ミステ リーや落語、怪獣をモチーフにした作品など、幅広いジャンルのミステリー作品を発表しています。 近年では、劇場版「名探偵コナ ン」シリーズの脚本も手がけており、『から紅のラブレター』、『紺青の拳』、『ハロウィンの花嫁』、『100万ドルの五稜星』など があります。 ユーモアとリアリティを融合させた作風が特徴で、ミステリ作家としての視点を活かした作品作りが高く評価されてい ます。 倒叙ミステリーも得意とし、犯人側の視点から描かれるスリルと、事件解決の爽快感を味わえる作品も人気です。

小説一覧

1
表紙
三人目の幽霊
大倉 崇裕
東京創元社
長らく不仲だった鈴の家と松の家が、若手真打昇進を機に和解。合同で二門会を開催するが、落語家が舞台上で使う小道具がすり替えられる事件が続発。両一門は互いを疑い一触即発となる。事態を収拾するため、「季刊落語」編集長の牧が真相解明に乗り出す。
2
表紙
七度狐
大倉 崇裕
東京創元社
落語誌編集者の緑は、春華亭古秋一門会の取材で静岡県の山村へ。豪雨で村が孤立する中、次期家元候補が密室で殺される。さらに見立て殺人が続発し、緑は事件に巻き込まれる。古秋一門の名跡を巡る争いと、連続殺人の真相とは。本格ミステリ。
3
表紙
やさしい死神
大倉 崇裕
東京創元社
「季刊落語」編集者の間宮緑は、編集長の牧と共に落語にまつわる事件に遭遇する。実力派噺家を睨む客、「死神にやられた」と話す名人、上達した二人の噺家、安楽椅子探偵、緑が翻弄される騒動。5つの短編で、緑が編集者として、また探偵として成長していく姿が描かれる。
4
表紙
白戸修の事件簿
大倉 崇裕
双葉社
どこにでもいる大学生・白戸修は、中野で様々な事件に巻き込まれる。殺人容疑者が現れたり、バイト先が違法だったり、銀行強盗に遭遇したり。しかし、彼は次々と事件を解決し、「巻き込まれ探偵」「お人好し探偵」と呼ばれるようになる。癒し系ミステリー。
5
表紙
白戸修の狼狽
大倉 崇裕
双葉社
中堅出版社に就職した白戸修は、相変わらずお人好し。鬼門の中野で、またもやトラブルに巻き込まれる。5つの短編で構成され、編集部での仕事、合コン、古書店、そして意外な場所で事件に遭遇。持ち前の優しさで災難を乗り越えようとするが、事態は思わぬ方向へ。
6
表紙
白戸修の逃亡
大倉崇裕
双葉社
爆破予告犯と間違われた白戸修は、多くの人に追われる身となる。逃亡中、過去に事件で関わった人々が彼を助けるが、果たして彼は無事に「白戸修」に戻れるのか。中野近辺を舞台に、オタク的要素も満載の長編ミステリー。
7
表紙
福家警部補の挨拶
大倉 崇裕
東京創元社
冒頭で犯人側の視点から犯行の経緯が語られ、その後、捜査担当の福家警部補が事件の真相をどのように手繰り寄せていくかが描かれる倒叙形式のミステリー。本への愛を貫く私設図書館長、科警研の名主任、長年のライバルを葬った女優、酒造会社社長が登場する。
8
表紙
福家警部補の再訪
大倉 崇裕
東京創元社
警備会社社長、脚本家、漫才師、玩具企画会社社長が完全犯罪を企む。それぞれの犯行を、福家警部補が鋭い洞察力で真相に迫る。4つの物語で、福家警部補が犯人たちを追い詰める倒叙ミステリー。
9
表紙
福家警部補の報告
大倉 崇裕
東京創元社
天才的漫画家を陥れようとする辣腕営業部長、ヤクザ同士の抗争に見せかけた殺人現場に居合わせた少女、穏やかな老夫婦が悪党を爆弾で吹き飛ばす。福家警部補が、緻密な捜査で事件の真相を解き明かす倒叙ミステリ。
10
表紙
福家警部補の追及
大倉 崇裕
東京創元社
「未完の頂上」では、未踏峰への夢を息子に託す登山家が、後援中止を提言した不動産会社相談役を撲殺し、山で偽装工作。「幸福の代償」では、動物を愛するペットショップ経営者が、悪徳ブリーダーの弟を殺害。福家警部補が、犯人たちの完全犯罪の綻びを拾い、真相に迫る倒叙ミステリ。
11
表紙
福家警部補の考察
大倉 崇裕
東京創元社
警視庁捜査一課の福家警部補が、類まれな洞察力で難事件を解決する倒叙ミステリ。収録作品は、病院を抜け出し愛人を殺害する医師の誤算を描く「是枝哲の敗北」、妻の策略にはまり自滅するベンチャー企業社長を描く「上品な魔女」など、全4編。福家警部補が犯人の些細なミスを見抜き、真相を解き明かす。
12
表紙
オチケン!
大倉 崇裕
PHP研究所
大学入学早々、落語に興味がない越智健一は、廃部寸前の落語研究会(オチケン)へ。風変わりな先輩に振り回され、事件に巻き込まれる。高座での演目差し替え、水泳部と水球部の抗争にオチケンが関わるなど、ユーモアと落語満載のミステリー。
13
表紙
オチケン、ピンチ!!
大倉 崇裕
PHP研究所
大学で落語研究会に入った越智健一。今回は部長が退学の危機に瀕する「三枚の始末書」と、失踪した落語家の行方を追う「粗忽者のアリバイ」の2編を収録。風変わりな先輩に振り回され、学生部や暴走族にも目をつけられる越智健一が活躍するユーモアミステリー。
14
表紙
オチケン探偵の事件簿
大倉 崇裕
PHP研究所
大学入学早々、落語に興味がないのにオチケン(落語研究会)に入部させられた越智健一が、風変わりな先輩に振り回され、大学で起こる奇怪な事件に巻き込まれる。事件の鍵は落語にあり、ユーモアと落語の魅力が満載のミステリー。
15
表紙
小鳥を愛した容疑者
大倉崇裕
講談社
銃撃で負傷した鬼警部補・須藤友三は、リハビリを兼ねて容疑者のペットを保護する「動植物管理係」へ。そこで動物好きの新米巡査・薄圭子とコンビを組み、小鳥、ヘビ、カメ、フクロウなど、現場に残されたペットからのアニマル推理で難事件を解決していく。
16
表紙
蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係
大倉崇裕
講談社
新興宗教団体関連事件で警視庁が緊張する中、都内近郊でスズメバチによる事故が多発。高速道路の車内に蜂が放たれる事態も発生。須藤友三と薄圭子の「警視庁いきもの係」コンビが、平穏を脅かす小さな「兵器」に立ち向かう。過去の事件で養蜂場を潰された男が、テロを計画していることが判明し、2人は養蜂場跡へ向かう。
17
表紙
ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係
大倉崇裕
講談社
大手食品グループ会長が自宅のペンギン飼育室で溺死。警察は事故と断定するが、動物オタクの巡査・薄圭子は遺体写真から他殺の可能性を指摘。死亡推定時刻に家にいた会長の妻、秘書、妻の兄が容疑者となる。圭子は現場に残された作業着から、ペンギンの世話をしていた人物が別にいると推理する。
18
表紙
クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係
大倉崇裕
講談社
学同院大学で殺人事件が発生。容疑者はクジャク愛好会の奇人大学生。しかし、いきもの係の須藤友三と薄圭子は彼の無実を信じ、動物の知識を駆使して捜査。事件の裏に潜む犯罪を探り当てる。犯人特定はクジャクの「アレ」が鍵となる。
19
表紙
アロワナを愛した容疑者 警視庁いきもの係
大倉崇裕
講談社
政権与党の有力政治家の息子が自宅で死亡。現場には最近話題のアジアアロワナが。福家警部補も登場し、アロワナ密輸事件の捜査を依頼。他に、海洋学者の友人が世話しているオオタカに関わる事件、ベンチャー企業経営者が自宅で転落死した事件も収録。
20
表紙
ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係
大倉崇裕
講談社
警視庁いきもの係の田丸弘子が失踪。須藤は彼女の自宅から動物園のチケットを発見し、捜索へ。拉致された仲間を捜すため、薄と須藤は東南アジアへ向かう。
21
表紙
問題物件
大倉 崇裕
光文社
若宮恵美子は「大島不動産販売」でクレーム処理を行う販売特別室へ異動。そこは全国の不動産に関するクレームを処理する部署で、室長は社長の息子・雅弘。恵美子は雅弘を会社から追放しようとする社長の思惑に気づき、彼を守る決意をする。そんな中、謎の男・犬頭光太郎が現れ、鮮やかな推理力で問題物件の危機を救っていく。
22
表紙
天使の棲む部屋 問題物件
大倉崇裕
光文社
「問題物件」のクレーム処理に追われる若宮恵美子は、アリゾナ州の洋館へ。「天使の棲む部屋」と呼ばれる一室で、犯罪者が拳銃自殺を遂げているという。規格外の名探偵・犬頭光太郎と共に、訳あり物件に隠された謎を解き明かす破壊的ミステリー。
23
表紙
樹海警察(1)
大倉崇裕
角川春樹事務所
キャリアの柿崎努は、山梨県警上吉田署の樹海専門部署へ。そこで、彼は樹海で発見される遺体に関わる事件を扱うことになる。奇妙な同僚たちと、不可解な事件に戸惑いながらも、柿崎は真実を追求していく。
24
表紙
樹海警察(2)
大倉崇裕
角川春樹事務所
山梨県警上吉田署の樹海専門部署に配属された柿崎は、部下の栗柄と桃園にもまれながらも捜査に慣れてきた。そんな中、彼は災難に見舞われる。甲府での殺人事件容疑者が樹海に逃げ込み、柿崎らは捜索に協力。また、樹海で発見されたテント内の死体、河口湖のホテルで起きた事件など、次々と事件に巻き込まれていく。
25
表紙
死神さん
大倉崇裕
幻冬舎
無罪判決が出た事件を再調査する警部補・儀藤は、相棒の出世を阻むため「死神」と呼ばれる。彼は、警察の失態を暴き、逃げ得を許さないと誓う。強盗殺人、ひき逃げ、痴漢事件などの真相を、型破りな捜査と執念で解き明かしていく。現代の暗部を抉るバディ・ミステリー。
26
表紙
死神さん 嫌われる刑事
大倉崇裕
幻冬舎
警部補・儀藤は、相棒の出世を阻むため死神と呼ばれる。看護師が筋弛緩剤を投与、強盗犯が家主を殴打、殺人事件として処理された事件を、儀藤は再捜査で真相を突き止める。型破りな捜査に相棒は心動かされ、事件の真相に迫っていく。
27
表紙
無法地帯 幻の?を捜せ
大倉 崇裕
双葉社
ヤクザでありコレクターの大葉と、貧乏な探偵の宇田川が、稀少なザリガニラーというアイテムを巡り争奪戦を繰り広げる。オタクの執念やコレクターの収集要素が満載で、ドタバタ劇の中にハードボイルドなストーリーと、最後のオチも楽しめる作品。
28
表紙
丑三つ時から夜明けまで
大倉崇裕
光文社
密室で完璧なアリバイ、犯人は幽霊しかありえない!霊能力者ばかりの静岡県警捜査五課は不可能犯罪専門。一課の刑事である私と上司の米田は、今日も五課の七種課長と推理合戦。幽霊の存在を信じない米田と、霊感の強い私は板挟み。驚愕設定と二転三転するユーモアミステリー。
29
表紙
警官倶楽部
大倉崇裕
祥伝社
警察愛好家サークル「警官倶楽部」のメンバーが、悪徳宗教団体の裏金輸送車を襲撃。彼らは本職顔負けのスキルを持つが、強盗の直後、メンバーの息子が誘拐される。カルト教団の逆襲、闇金組織の暗躍、そして謎の誘拐犯が絡み、事態は思惑を超えて拡大していく。
30
表紙
聖域
大倉 崇裕
東京創元社
草庭正義は、かつて山岳部でパートナーだった安西から登山に誘われる。しかし、その10日後、安西は塩尻岳で滑落し行方不明に。事故か、自殺か、それとも--。草庭は安西の死の謎を解き明かすため、再び山と向き合う決意をする。全ては山へ繋がる、悲劇の鎖を断ち切るために。
31
表紙
生還 山岳捜査官・釜谷亮二
大倉 崇裕
山と溪谷社
北アルプスで女性の遺体発見。山岳遭難救助隊特別捜査係の釜谷亮二は、遺体が握るナイフと黄色いダウンに注目する。微細な証拠と聞き込みから、山の鑑識係である釜谷は死の真相を追う。彼女はなぜ、雪面にダウンを突き刺したのか?山岳ミステリー。
32
表紙
白虹
大倉 崇裕
PHP研究所
元警官の五木は北アルプスの山小屋で働く。ある日、遭難者の名頃を救助するが、翌年、名頃が恋人を殺害し自殺したと知る。事件を忘れようと山小屋に戻る五木のもとに、恋人の手帳と「すまなかった」というメッセージが届く。五木は事件の真相を追ううちに、5年前の事件へとたどり着く。過去にとらわれた五木に救いは訪れるのか。
33
表紙
凍雨
大倉崇裕
徳間書店
福島県北部の嶺雲岳を12年ぶりに訪れた深江信二郎は、亡き親友の妻・真弓と娘の佳子に出会う。同じ頃、無頼の男・遠藤達也も入山し、中国人組織と銃撃戦を開始。深江と母娘は争いに巻き込まれ、山は血で染まる。彼らの正体、そして深江と母娘の過去の因縁とは?
34
表紙
夏雷
大倉崇裕
祥伝社
便利屋の倉持は、素人の山田を北アルプスの槍ヶ岳に登らせるという奇妙な依頼を受ける。山を捨てた倉持は、依頼の裏に仕組まれた危険な罠に気づきながらも、山田と槍ヶ岳を目指すことになる。それは、自身の誇りと再生を賭けた闘いでもあった。
35
表紙
BLOOD ARM
大倉崇裕
KADOKAWA
頻発する地震、原因不明の停電、行方不明者。山に囲まれた町で異様な出来事が相次ぐ。ガソリンスタンドで働く沓沢は、配達中、破壊された集落を目撃し、巨大な触手に襲われる。未知の生物との死闘を描く、ホラー・アクション。
36
表紙
GEEKSTER 秋葉原署捜査一係 九重祐子
大倉崇裕
KADOKAWA
秋葉原署捜査一係に着任した九重祐子は、食玩フィギュアを巡るトラブル相談に来た男が殺害された事件を捜査。街で噂の悪を裁くヒーロー、ギークスターと出会い、反発しながらも惹かれていく。秋葉原で続発する事件に、警察の捜査に限界を感じた祐子はギークスターの力を借りようとするが断られる。
37
表紙
スーツアクター探偵の事件簿
大倉崇裕
河出書房新社
ひょんなことから怪獣のスーツアクターのコンビを組むことになった椛島雄一郎と太田太一。映画撮影所で次々と起こる謎の事件を、凸凹な二人が解決する。
38
表紙
秋霧
大倉崇裕
祥伝社
死期の迫る経営者から天狗岳の登山動画撮影を依頼された便利屋の倉持は、不審な影に狙われる。一方、元自衛隊員の深江は、殺し屋「霧」の追跡を強いられ襲撃される。八ヶ岳を舞台に、三つ巴の戦いが繰り広げられる。
39
表紙
琴乃木山荘の不思議事件簿
大倉崇裕
山と溪谷社
気鋭ミステリ作家が、架空の山小屋を舞台に「山岳×日常の謎」に挑む連作ミステリー。晩秋の人魂、雪の密室、動いた車、いたずらされた道標、失踪した従業員、消えた看板、バイトを辞めるか迷う絵里と暗号。山荘で起こる不思議な事件を解き明かす。
40
表紙
冬華
大倉崇裕
祥伝社
便利屋の倉持の相棒、元自衛隊特殊部隊員の深江が失踪。倉持は深江を捜索するうち、警視庁関係者を名乗る男から深江の正体を知らされる。深江を追って厳冬の穂高岳へ向かう倉持。そこには深江を狙う凄腕の渡り猟師が待ち構えていた。哀しき過去を持つ男たちの、極寒の地での死闘が始まる。
41
表紙
殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官
大倉崇裕
二見書房
怪獣の出現が日常となった日本。怪獣省の予報官・岩戸正美は、風力発電所停止命令未達の町で発見された死体、静寂の中で響いた銃声、怪獣生息の噂がある湖での失踪事件に遭遇。警察庁の怪獣捜査官・船村と共に、怪獣にまつわる奇妙な事件を追うことになる。
42
表紙
一日署長
大倉 崇裕
光文社
警察学校を首席で卒業した五十嵐いずみは、警視庁で資料整理の仕事に就く。ある日、パソコンの光に包まれ、1985年の署長室で署長の身体に憑依していることに気づく。未解決事件の捜査中にタイムスリップしたいずみは、一日署長として事件解決に奔走することになる。タイムリミットは24時間、いずみは事件を解決できるのか。
43
表紙
犬は知っている
大倉 崇裕
双葉社
警察病院に常駐するファシリティドッグ、ピーボは子供たちを癒す裏で、特別病棟の囚人から事件の秘密を聞き出す密命を帯びている。ピーボの担当、笠門巡査部長は、その情報を元に再捜査を開始。死刑囚の告白、自殺に見せかけた殺人など、ピーボと笠門は様々な事件に挑む。犬と刑事の異色コンビが難事件を解決する警察ミステリー。
44
表紙
小説 名探偵コナン から紅の恋歌
水稀 しま
小学館
大阪の日売テレビで百人一首の第一人者と対談予定だった小五郎。収録直前、局に爆破予告があり避難指示が出る。コナンと平次は平次の婚約者と名乗る大岡紅葉に出会う。収録に来るはずだった男性が殺害され、彼も紅葉と同じ百人一首チャンピオンで…。
45
表紙
GODZILLA 怪獣惑星
大倉崇裕
KADOKAWA
1999年、怪獣の襲来により人類は生存を脅かされる。ゴジラの出現で人類は地球を捨て宇宙へ逃亡。20年後、地球へ帰還するも、そこはゴジラが支配する2万年後の世界だった。人類は故郷を取り戻すため、ハルオを筆頭にゴジラに戦いを挑む。
46
表紙
GODZILLA 星を喰う者
大倉崇裕
KADOKAWA
全てを失った人類は、メカゴジラ・シティを再起動しゴジラに挑む。しかし異星人の思惑により事態は悪化。絶望する人類に、ゴジラをも倒す“黄金”の力が告げられる。ハルオは究極の選択を迫られる。アニゴジ超弩級の完結編。
47
表紙
初恋
大倉崇裕
徳間書店
余命宣告を受けたプロボクサー葛城レオは歌舞伎町で少女モニカと出会う。「助けて」とレオの前を駆け抜けたモニカを追う男をKOしたことで、事態は急転。ヤクザ、チャイニーズマフィア、警察組織が入り乱れ、欲望渦巻く抗争に巻き込まれ、濃密な一夜を過ごすことになる。