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過去を知る女・あらすじ・ネタバレ解説【HERO1 8話】

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 HERO Season1 第8話『過去を知る女』について、あらすじや真相などをまとめています。医療ミスの事件で久利生検事が旧友の巽弁護士と争います。

項目 内容
シーズン 1
エピソード 8
長さ 48分
放送日 2001年2月26日(月)
脚本 田辺満
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あらすじ

 美鈴検事が痴漢事件で凄腕弁護士の巽江里子(たつみ・えりこ)に大敗する。同じ頃、医療過誤の事件を扱うことになった久利生検事のもとに、被疑者が送られてくる。その被疑者の弁護人は巽で、巽と久利生は知り合いのようだった。

 医療過誤事件の被疑者・本間は警察の取り調べに対して、ミスを概ね認めていたが、久利生の目の前で供述を覆し、否認に転じる。久利生はたった一日で証言が変わったことに疑問を抱き、調査を進めようとする。

事件概要

夜0時頃に救急車で運び込まれた男性が緊急の手術を受け、その後、死亡してしまいます。執刀医の本間医師はミスを認めていたようですが、その後、適切な手術だったと主張します。病院側も含め、医療ミスではなく、術後の感染症によって死亡したという主張のようです。

  • 医療過誤の事件から既に3ヶ月が経過している
  • 亡くなった男性の手術には、当然ながら、本間医師以外にも看護師などの医療従事者が関わっていた
    • 関係者全員が「適切な手術だった」と証言する
  • 手術があったとき、急患が多かったため、准看護師も手術に参加している
    • 准看護師の一人が事件直後に辞めている
    • その准看護師は巽弁護士に口止めされていた
  • 准看護師が手術当夜のことを正確に証言する
    • 本間医師が焦り出し、看護師らを怒鳴り散らした
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ネタバレ

医療ミスは確かにあったようですが、病院側が必死に隠蔽しています。弁護士に買収されていた準看護師も検事の説得に応じて、一度は医療ミスの事実を証言しますが、その後、再び弁護士に買収されます。結局、証人として招喚された法廷で被疑者の手術には関わっていないと証言します。

準看護師は本間医師が手術を行っていたとき、別の患者の処置に当たっていたと証言します。その患者はタクシーで来たらしく、ストレッチャーに乗せて運んだそうです。別の患者が運ばれたのは事実ですが、その患者は生後8か月の子供でした。幼い子供をわざわざストレッチャーに乗せるというのはおかしいので、準看護師の嘘が暴かれます。最終的に、準看護師は「医療ミスがあった」というような内容を証言します。

赤ちゃんがタクシーにのって病院にやって来るというのは、ちょっとあり得ないです。ただ、「赤ちゃんがタクシーで来た」という文章を読んだら、赤ちゃん一人でタクシーに乗るというのは考えられないので、大人と一緒だったと補完しそうです。つまり、準看護師の言葉が足らなかっただけかもしれないというわけでして、それでも、赤ちゃんをストレッチャーにのせるというのは、納得しがたいです。

二人の関係

久利生検事と巽弁護士は付き合っていたのでしょうか?結局、具体的な関係はわからずじまいでした。二人は司法修習の同期らしいです。仲は良かったけれど、恋愛には発展しなかったとか?当時は自分の好みに気付いていなくて、とりあえず付き合ってみたけど長続きしなかったとか?いろいろ考えられます。

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感想

冒頭で美鈴検事が巽弁護士に負けていました。痴漢の事件だったようですが、巽弁護士が手を尽くして無罪を勝ち取ったのかもしれません(つまり、被疑者は有罪のはずだった)。弁護士が悪者で、検事が正義の味方にみえますが、検事の方が証拠を捻じ曲げやすい気がします。

これまでのエピソードでは、久利生が雨宮を気にかけている姿がわかりやすく描かれていたと思います。雨宮の気持ちはどうなのかわからなかったですが、今回、元カノらしき人物が現れて、雨宮も久利生を気にしているという心情が垣間見えた気がします。

私はなんなの?

(c) フジテレビ/共同テレビ

久利生検事と巽弁護士に挟まれる雨宮事務官。なぜ誘われたのか?

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