HERO Season1 第6話『彼女の一番大切なモノ』について、あらすじや真相などをまとめています。賭博でパクられた雨宮が探し物をしつつ、警察官殺害の事件を調査します。
項目 | 内容 |
---|---|
シーズン | 1 |
エピソード | 6 |
長さ | 47分 |
放送日 | 2001年2月12日(月) |
脚本 | 福田靖 |
あらすじ
警察官を殺害した容疑で捕まった男性が久利生検事の取り調べを受けていた。男性は駐車の仕方で揉めたため、カッとなって護身用のナイフで警察官を刺し殺し、その場から逃げ去ったが、翌日に出頭していた。男性はなぜか震えていたが、犯行を認めている様子だった。
その日の夜、雨宮はいつものバーで感じのいい男性にナンパされて、へこへことついていく。Hungry Heartというバーで雨宮が男性と飲んでいると、そこに警察官の強制捜査が入る。Hungry Heartでは実は裏カジノをやっていた。
ガサ入れがあった頃、久利生は警察官殺害で送検された男性の否認を知る。男性は「真犯人の身代わりになって自首した」と話しているようだった…。
事件概要
警察官殺害事件の被疑者は太田川晋平(おおたがわ・しんぺい)という金貸しの男で、自首した保田善之(やすだ・よしゆき)は太田川の身代わりでした。太田川が真犯人に思えますが、太田川は事件当日は九州旅行の真っ最中だったというアリバイを主張します。
太田川の捜査が進む中、違法賭博の強制捜査も起きています。不運にも偶然居合わせた雨宮が、ついでにパクられています。
- 最初の被疑者(安田)は駐車場で非番の警察官を刺して逃亡した
- 事件の翌日に自首
- 以前、若者の集団に絡まれた経験があるため、護身用のナイフを携帯していた
柔道四段なのに、ナイフを所持しているだろうか? - 柔道四段の被疑者が留置所で身代わりになって自首したと話す
(警察は身内が被害者のため、逮捕を焦ったらしい) - 太田川晋平が被疑者となる
- 太田川の会社は怪しい。新聞沙汰になっているし、人が死にまくっている(本人は勝手に死んだと主張)
- 現場から立ち去る太田川が目撃されている
- 太田川は警察官殺害事件当日のアリバイを主張。宿泊した湯布院の旅館がアリバイを裏付けている
- 旅館の女将は太田川に借金があった。客引きのためにツチノコ騒動を起こした過去もある
- 柔道四段の被疑者も太田川に借金があった
- 太田川はマッチを集めて自宅の壺に入れている
- 太田川コレクションの中からHungry Heartのマッチがみつかる
ネタバレ
太田川が真犯人で間違いありません。アリバイを主張していた太田川ですが、自宅にあったHungry Heartのマッチは、太田川が旅行に出発したその日にデザインが少し変わっていました。旅行に出掛けていたらな、マッチを手にしたはずはありません。
太田川は旅行を終えて東京に戻ったその日にマッチを手に入れたと主張しますが、その日というのは、ちょうど強制捜査があった日でした。以降、Hungry Heartは立ち入り禁止になっているため、旅行中だったはずの太田川がマッチを手に入れることはできません。
落し物
雨宮が必死になって探していたのは「これをつけた途端に恋人ができた」という謳い文句のペンダントでした。通販で買って、それが職場に届き、カバンに入れたままナンパされ、強制捜査に巻き込まれて紛失し、久利生検事が拾っています。
感想
落とし物のエピソードで雨宮事務官が騒動を読んでいます。恋愛運向上ペンダント落としただけなのに、警察に怪しまれて、麻薬騒動にまで発展しています。ペンダントを必死に隠したがために、雨宮は麻薬を疑われるわけですが、麻薬ネタは記者クラブの噂が元になっていました。結局、噂は何だったのでしょうかね。
覚せい剤打たずにホームラン打とう!ちなみに、このキャッチフレーズが使われた覚醒剤追放ポスターには、清原元プロ野球選手が起用されていたりします。
マッチでーす

(c) フジテレビ/共同テレビ
あれ似てる

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