HERO Season1 第5話『二人きりの夜』について、あらすじや真相などをまとめています。不倫で左遷された検事の話題でもちきりの城西支部に不倫絡みの傷害事件が舞い込んできます。
項目 | 内容 |
---|---|
シーズン | 1 |
エピソード | 5 |
長さ | 48分 |
放送日 | 2001年2月5日(月) |
脚本 | 福田靖 |
あらすじ
不倫が話題の城西支部に不倫絡みの傷害事件が舞い込み、担当検事の久利生と雨宮は被疑者の男性・矢口徹(やぐち・とおる)を取り調べることになる。調書によれば矢口は自宅で妻と不倫相手を交えて話し合っていたところ、激高して包丁を振り回し、妻に怪我を負わせていた。
傷害の容疑で送検された矢口だが、久利生の取り調べに対して犯行を否認。妻が包丁を振り回したと証言する。しかし、愛人の川原朝美(かわはら・あさみ)は妻ではなく矢口が包丁を振り回したと話しており、妻の証言と一致していた。
久利生は事件の真相を確かめるため、川原が暮す千葉県の御宿へと向かう。直接話を聞いても川原の証言は変わらなかったが、川原はまだ矢口のことが好きなようだった。
事件概要
不倫で修羅場を迎えた男性が傷害事件を起こして逮捕送検されています。現場にいた男性の妻と愛人は「男性が犯人」と証言していますが、男性は「妻が犯人」だと主張しています。
男性の主張が本当ならば、妻だけではなく愛人も嘘をついていることになります。愛人が男性に好意を持ち続けているなら、男性を貶めるような嘘はつきそうにありません。
- 被疑者は不倫関係の清算のため、妻および愛人と話し合っていた
- 被疑者は妻が激高して包丁を手に取って暴れ、自分で自分を切ったと主張する
- 妻と愛人は被疑者が激高して包丁を手に取って、妻に怪我を負わせたと主張する
- 愛人は被疑者の自宅で妻と話し合うほどに被疑者のことが好きだったようだが、事件後は完全に冷めたらしく、真実を話したいと申し出ている
- 愛人は検事に事件の詳細を再び証言している
- 事件があった日、愛人は手帳を届けるために矢口の自宅を訪れている
被疑者の自宅をみたことがなかったので、一度みてみたかったとも話している - 被疑者は愛人に独身だと話していた
愛人は被疑者が妻帯者かもしれないと疑っていたが、被疑者の言葉を信じていた - 被疑者の妻は自宅にやってきた愛人をみて不倫に気付き、被疑者と激しい口論になった
- 愛人のサイフは黒のベルサーチ
- アルバムをみる限り愛人は大人しい目のパステルカラーな服装を好んでいる
黒のベルサーチは愛人の趣味に違いなく、愛人はまだ被疑者に未練があるのかもしれない
ネタバレ
包丁を振り回したのは矢口の妻でした。川原朝美は嘘をついて、矢口を犯人に仕立てあげようとしていました。その理由は自分を忘れさせないためです。
事件発生時、矢口と妻は二人で激しい口論になりました。このとき、近くにいた川原は自分が忘れ去られたように感じます。矢口に未練があった川原は偽証して牢屋にぶち込めば一生忘れられないと考え、嘘の証言をします。これは犯人隠避の罪に問われることになります。
とある検事の不倫
不倫がヤバイということで、芝山検事は左遷された検事のことを遠藤事務官に調べさせます。芝山が焦る中、不倫相手である中村検事が部長に不倫の事実を伝えたと嘘をつき、カマをかけます。別れるなら話はなかったことに、もしも不倫を続けるなら芝山か中村かのどちらかを地方へ異動させるという究極の選択です。芝山は自分が地方に異動すると言っています。
感想
雨宮検事の夢が正夢になりつつありましたが、やっぱり夢でした(江上検事はコーヒーをぶっかけられていましたが…)。川原が偽証した理由はサイコパス診断クイズみたいな感じでした。
個人的には魔女裁判の判例を700件調べる破目になった末次事務官が笑えました。江上検事のパワハラなんですが、どこかコミカルです。
どこ行ったんだよ江上

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うわぁぁぁぁ

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そりゃあやっちゃいますね

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はいパパでちゅよ

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