HERO Season1 第4話『彼に教わったこと』について、あらすじや真相などをまとめています。ストーカー殺人で逮捕された男が江上検事のせいで入院していた病院から逃げてしまい、城西支部は責任を問われます。
項目 | 内容 |
---|---|
シーズン | 1 |
エピソード | 4 |
長さ | 48分 |
放送日 | 2001年1月29日(月) |
脚本 | 福田靖 |
あらすじ
江上検事と雨宮事務官はストーカーに殺された被害者・葛城桃子(かつらぎ・ももこ)の解剖を見学していた。遺体はただの刺殺体だったが、江上は気分が悪くなってしまいトイレへと駆け込む。その後、江上と雨宮は入院中の被疑者と面会。被疑者は逃亡した際に階段から転げ落ち怪我を負っていた。
被疑者は小山田秀二(おやまだ・しゅうじ)という男で、自供し逮捕されたのだが、江上と雨宮には無実を主張する…。解剖での醜態を刑事に嫌味っぽくいわれた江上は小山田の逮捕を見合わせる。ところが、小山田が病院から逃亡して行方を暗ませてしまう。
江上が逮捕しなかったため、小山田には監視がつかず、いつでも逃げられる状態になっていた。逃げたということはやましいことがあるからであり、当然、逃亡の責任は江上検事が負うことになる。そして、城西支部の検事や事務官にも連帯責任で処分が下るかもしれないという。城西支部のメンバーは小山田が犯人という意見のようだが、久利生の「高価なビンテージのジージャンを着て犯行には及ばない」という一言で、全員の意見が揺らぐ。
事件概要
被害者の女子大生は自宅マンションで何者かに刺されて死亡しています。小山田は警察の取り調べで罪を認めたようですが、その後、無罪を主張しています。
事件があった日、小山田は早朝に被害者と同じマンションで暮らす姉を訪ね、そこで血まみれの被害者に遭遇したと証言しています。このとき、大家が現場に駆け付けており、小山田と被害者以外の人物、つまり犯人らしき人物は一切目撃していません。被害者の部屋はマンションの3階ですので、ベランダから飛び降りて逃げることはできません。
- 小山田は100万円くらいするビンテージのジージャンを着て犯行に及んだかもしれない(久利生談)
- ストーカー殺人の凶器はみつかっていない
- ベランダから近くの部屋に逃げた痕跡はない
(犯人は返り血を浴びていたはずなので、ベランダから壁をつたって逃げたのなら血の跡が残っているはずだが、そういった痕跡はない) - 被害者の部屋は3階(1階はテナント)。地上に飛び降りるのは難しい
しかし、朝は業者がトラックを駐車している。トラックの荷台に飛び降りれば、ベランダからも逃亡可能
トラックの荷台から血痕が発見される - マンションから近くの焼き肉店(安楽亭)へ向かう途中の道路に被害者の血痕が付着している
- ストーカー殺人の現場近くにある焼き肉店(安楽亭)で無銭飲食が発生している。犯人は漆山保(うるしやま・たもつ)という男性
総額4万800円。最初に食べたのはカルビクッパ - 無銭飲食の犯人・漆山が焼き肉店のトイレに人が入っていたと証言する
- 漆山がトイレに向かったとき、漆山以外に客はいなかった
- 焼き肉店のトイレで凶器がみつかる。凶器のナイフは洋式トイレの給水タンクに入っていた
ネタバレ
真犯人は焼き肉店でアルバイトをしていた白井恭二(しろい・きょうじ)です。白井は被害者のマンションで犯行に及び、ベランダからトラックに飛び降りてバイト先の焼き肉店に逃げ、トイレに凶器を隠していました。白井がトイレにいたとき、無銭飲食犯の漆山がトイレにやって来ています。
小山田はほんとうにただの通りすがりで、運悪く事件に巻き込まれただけでした。被害者に抱きつかれたのがもみ合っているようにみえたと考えられます。自供したのは、取り調べに耐えられなかったからかもしれません。
芝山検事の引き抜き
大手の弁護士事務所に引き抜かれた芝山検事ですが、お誘いを断っています。あんなに喜んでいたわけですが、大企業の利益のために汚いこともやるという仕事内容、美鈴さんとの関係、真犯人逮捕などなど、プライスレスな価値が検事という仕事にはあるようです。
感想
大衆焼き肉店で4万800円も食べた男がすごいです。よほどお腹が空いていたのでしょう。所持金が数千円だったので、本人は否定しているけれども、無銭飲食する気満々だったのではないかと思います。店員の話ではパトカーのサイレンが聞こえたからトイレに行ったということのようですし。
4話目にしてついに「あるよ」が登場します。しかも4回も!クロワッサンとかを提供していそうなお店なのに、鮭定食があります。お好み焼きもあるし、広島風もできます。
あるよ

(c) フジテレビ/共同テレビ

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レッツゴー三匹の一匹目

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イテテテテテテ

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