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帰れないふたり・あらすじ・ネタバレ解説【HERO1 2話】

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 HERO Season1 第2話『帰れないふたり』について、あらすじや真相などをまとめています。久利生検事の前にボコボコに殴られた様子の青年が現れ、完全に黙秘します。

項目 内容
シーズン 1
エピソード 2
長さ 48分
放送日 2001年1月15日(月)
脚本 福田靖
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あらすじ

 久利生検事と雨宮事務官は顔中キズだらけの青年・高井戸謙介(たかいど・けんすけ)を取り調べることになる。調書によれば高井戸は路上で男性とぶつかり、何度も殴られたため振り払ったところ、相手が階段を転げ落ち死んでしまったとのこと。正当防衛を主張している様子の高井戸だが、検事の尋問に対しては完全に黙秘する。

 ちょうどその頃、城西支部に有名な弁護士先生の坂ノ上が訪れる。坂ノ上は高井戸の弁護人らしく、それはそれは柔和な笑顔で釈放をせっついてくる。久利生は被疑者の黙秘や弁護士の圧力などなどから、高井戸の事件には裏があるとにらみ、捜査に出掛けていく。

 久利生の外出により、城西支部の検事や事務官達は久利生がこなすはずだった仕事を押し付けられる。それぞれ終業後に予定があるらしく、テキパキというか雑に仕事を進めていく。

事件概要

高井戸謙介は1月12日の午後10時頃、路上で肩がぶつかったため男性と喧嘩になり、相手を階段から転落させて死亡させています。なお、事件後に高井戸は出頭しています。傷害致死の容疑で逮捕送検されたようですが、正当防衛を主張します。目撃者がいるため、正当防衛は間違いないと考えられているようです。

  • 被害者は高坂春樹(こうさか・はるき)という31歳の男性で菓子職人
  • 高井戸が因縁をつけられ被害者に殴られた。振り払ったところ被害者が足を踏み外して階段から転落した
  • 目撃者は二人で、いずれも高井戸の連れ。証言は完全と言えるほど一致している
    • 被害者は「痛ってーなこの野郎」といって因縁をつけた
    • 高井戸はいきなり10発くらい殴られた
      (10発も殴られていたのに何故止めに入らなかったのか?)
      (手を器用に使って仕事をする菓子職人が素手で何度も人を殴るだろうか?)
  • 高井戸のおとーたま(父親)は代議士
  • 事件現場の近くにラーメンの屋台が出ており、店主の猪俣重行(いのまた・しげゆき)が事件を目撃していた
  • 事件が起きたのは午後10時頃だが、高井戸が出頭したのは午前0時頃。2時間ほどの時間がある
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ネタバレ

高井戸は正当防衛ではありません。事件を目撃したラーメン屋台の男性によって、高井戸が故意に被害者を突き落としたことがわかります。屋台の男性は事件直後から妻と熱海へ出掛けていたため、警察の聴取を受けていなかったようです。

高井戸が殴られたというのは嘘で、事件後に連れの一人が殴っていました。さらに、目撃者二人は口裏を合わせていました。高井戸は午後10時に事件を起こしたあと、弁護士に相談し、顔を殴ってもらってから口裏合わせのリハーサルをし、その後、出頭しています。いろいろと事後工作をしていたため、事件から2時間後に出頭したというわけでした。

正当防衛への反証はラーメン屋台店主の証言のみですので、根拠に乏しいかもしれません。しかし、鍋島利光次席は、坂ノ上弁護士が無理に正当防衛を主張することはなく、情状酌量を求める方針に変えると考えているようです。

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感想

仕事を同僚に押し付けて、やらなくてもよさそうな仕事をしている久利生検事でしたが、一応、調査は報われています。8万4千円をパーにした江上検事とか、娘の誕生会&不倫をパーにした芝山検事とか、みてると面白いですが、当事者のはらわたは煮えくり返っていることでしょう。

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「あるよ」ではない!

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