HERO Season1 第11話・最終話『最後の事件』について、あらすじや真相などをまとめています。キャスター襲撃事件の一件で久利生は石垣支部への異動が決まってしまいます…。
項目 | 内容 |
---|---|
シーズン | 1 |
エピソード | 11 最終話 |
長さ | 66分 |
放送日 | 2001年3月19日 (月) |
脚本 | 福田靖 |
あらすじ
キャスター襲撃事件でバッシングを受けた久利生は石垣支部へ飛ばされることになる。城西支部での最後の事件はサッカースタジアムで起きた警備員刺殺事件だった。被害者の警備員・向坂はとても評判が悪いらしく、誰一人として向坂を褒める人物はいなかった。そんな向坂には小学生くらいの息子がいるようだった。
被疑者の桐山は完全黙秘し、事件について何も話そうとはしなかった。タケマ建設の総務部長という肩書をもつ桐山に向坂との接点は見当たらず、向坂も、恨みをかって殺されるような人物ではなかった。
久利生が警備員の事件を調べている最中、特捜部が割り込んできて被疑者・桐山の取り調べを始める。どうやら特捜部は代議士の汚職事件を追っているようだった。
事件概要
桐山がサッカースタジアムで警備員の向坂を刺し殺したのは間違いないようです。ただし、動機は不明瞭です。桐山は警察の取り調べに対してサッカーの試合に興奮して刺したと証言したようですが、検事に対しては黙秘しています。
- 被疑者はサバイバルナイフで警備員を刺した
- 凶器のサバイバルナイフは大型で、殺傷能力が高そうである(誰かを刺すためにナイフを所持していたのではないか?)
- 被害者の評判はひどい
- 借りた金は返さない
- 面倒ごとが起きるとすぐに逃げるタイプ
- 特捜部は代議士が関与する事件を追っているらしく、そのために被疑者の向坂を取り調べている
- 向坂は総務部長という肩書だが、タケマ建設の社員は向坂を知らない
- 特捜部は建設業界に明るい三枝代議士を追っている
- 向坂は賄賂の窓口で、三枝代議士が賄賂を取りやめたために、窮地に追い込まれた向坂が犯行に及んだのではないか?(向坂のターゲットは三枝で、三枝はサッカースタジアムにいたのではないか?)
- 事件があった日、VIPルームの使用履歴はなく、誰も使っていなかったようである
- スタジアム近くの喫茶店がVIPルームにコーヒーを配達している
- VIPルームには二人の男性がいたが、三枝代議士ではない
- VIPルームにいたのは諸星代議士(もう一人は不明)
- 被害者の葬儀に500万円の香典を渡した人物がいる
- その人物は女性。セミロング、赤いフレームの眼鏡などの特徴があり、諸星代議士の秘書に似ている
- 香典を出したのは諸星代議士
ネタバレ
評判の悪かった被害者ですが、事件があった日、被害者は襲われた諸星代議士を守るために、犯人の桐山に抱きついていました。桐山のねらいは三枝代議士の汚職事件を暴こうとする諸星で、諸星はサッカースタジアムのVIPルームで汚職に関する情報提供を受けようとしていました。
諸星代議士が真相を隠していたのは、VIPルームでのやり取りを探られないようにするためです。三枝代議士の汚職を公表する良きタイミングではないと判断していたため、殺人事件との関係を黙っていました。しかしその後、久利生検事に説得され三枝代議士の汚職を会見で公けにしています。
感想
身代わりになって亡くなった人に対して500万円って安くないかな?と思いますが、おそらく前金みたいなことだったのでしょう。それにしても、一般人の葬式で500万円の香典は目立つ気がします。小切手だと誰が渡したのかバレてしまいそうなので、現金だったはず。さぞかし分厚い香典だったことでしょう。
この11話がシーズン1の最終回です。このあと、特別編や劇場版、シーズン2などなどが制作されております。
あのクソガキ!

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あるよ

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