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キャンプ場の“怪”事件|あらすじ・ネタバレ解説【金田一少年の事件簿R】

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キャンプ場の“怪”事件』は金田一一が中学生だった頃のエピソードです。中学時代の金田一と美雪たちがキャンプ場を訪れ、そこで盗難事件が発生します。この記事ではあらすじ、登場人物、ネタバレ、感想などをまとめています。

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あらすじ

3年前、金田一一がまだ中学生だった頃、はじめは同級生の美雪、岡崎浩司郎、村上草太、鷹野樹里、秋峰あかねたちと共に、キャンプ場を訪れた。

キャンプの目的は夏休みの課題のために流星群を観察することだったが、夜まで時間があるということもあり、一行はとりあえず川で水遊びを始める。水着を忘れたはじめは一人釣りをすることになるが、女子3人を含めた他のメンバーは、はしゃいでいた。特に美雪の水着姿に男子は目を奪われたようだった。

日が暮れ始め、水遊びを終えた美雪、秋峰、鷹野の女子3人は、シャワーを浴びようとするが…小屋のシャワー室に扉はなく、外から丸見えだった。鷹野は男子を追い払い、岡崎は薪拾い、草太は洗濯、はじめはコンビニへ買い物に行くことになる。

男子がそれぞれの作業に出向いたあと、女子3人はシャワーを浴び始める。そして美雪たちがシャワーを終えると、なんと、美雪のパンツとラインストーンが入ったお気に入りの時計が盗まれていた!

女子たちははじめ、岡崎、草太の3人を疑う。しかし、男子3人にはアリバイがあった。
まず、はじめは18時05分と印字されたコンビニのレシートを渡し、往復15分かかるコンビニに買い出しへ行ったと主張。
草太は洗濯物がたくさんあったことや、サボらずにちゃんと選択していたことを主張する。そして、岡崎は傷だらけの手を見せ、必死に薪拾いをしていたと訴える。鷹野が男子3人の荷物検査するも、腕時計やパンツはみつからなかった。

登場人物

  • 金田一一(中学生)
    主人公。中学時代は「ダメ金」と呼ばれていたらしい。美雪のパンツと時計が盗まれた事件の謎に挑む
  • 七瀬美雪(中学生)
    はじめの幼馴染。キャンプ中にパンツと時計を盗まれる被害に遭う。パンツは予備を持参していた
  • 村上草太(中学生)
    はじめの同級生。洗濯をしていたと主張
  • 岡崎浩司郎(中学生)
    はじめの同級生。薪拾いをしていたと主張
  • 鷹野樹里(中学生)
    はじめの同級生。キツ目の面長ツインテールで委員長タイプ。男子を厳しく追及する
  • 秋峰あかね(中学生)
    はじめの同級生。ショートヘア+ヘアピンの普通少女
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ネタバレ

はじめによってカラスの仕業ということになり、実際、カラスの巣で腕時計がみつかります。しかし、パンツはみつかりませんでした。
実はこの事件の真犯人は、金田一一です。美雪のパンツと腕時計を盗み、カラスの仕業にみせかけて完全犯罪を成し遂げようとしていました。

トリック

はじめは美雪のパンツと時計を盗んだ後、時計はカラスが光り物に興味を示す習性を利用して、カラスの巣の中に隠しています。
気になるパンツの隠し場所ですが……、はじめはなんとパンツを被っていました。パンツを被り、その上に帽子も被ることで、見た目ではわからなくなっていたわけです。
コンビニのレシートは、昼間に買い物をしたときのレシートに細工をしていました。昼間のレシートは13時でしたが、この3に火であぶった針をあてて8にかえ、18時していました。飲み物は近くの自販機で揃えています。

結末

完全犯罪(下着泥棒)を成し遂げたかのようにみえた金田一一でしたが、美雪たちの女の勘によって見抜かれ、制裁という名のリンチを受けることになります。ボコボコにされたはじめはパンツを回収され、「犯罪は必ずバレる。決して犯人が逃げおおせる事はない」という教訓を得ます。

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感想

殺人事件が起きない短編エピソードでした。はじめの探偵としての片鱗を感じさせつつも、「ダメ金」ぶりが強調されたコミカルな内容です。
パンツ泥棒という事件もそうですが、パンツを頭に被って隠したというトリックも、シリアスな長編シリーズでは見られないような ユーモラスなものでした。トリックについては意外性もある内容だったと思います。

コメント

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