絶対零度シーズン3・あらすじ・ネタバレ【全話】

 『絶対零度 未然犯罪潜入捜査（Season3）』は2018年7月にフジテレビ系列で放送が開始された沢村一樹さん主演のドラマです。ミハンと呼ばれる未然犯罪捜査班がAIの予想にもとづいて、潜入捜査を行います。

登場人物とキャスト

1話

井沢範人が男性を撃ち殺した様子。詳細は不明です。その後、東堂に未犯に誘われています。同じ頃（かどうかはよくわからないが）、山内と桜木泉が別れております。

2018年――テストケースNo.4高山啓子（たかやま・けいこ）議員を調査するため、小田切がホテルマンとして潜入しています。高山は不正入札を罪を秘書になすりつけて殺すため、ヒットマンを雇ったらしくですが、未犯メンバーの活躍によってヒットマンは取り押さえらえます。殺人を企んだ高山は殺人教唆の容疑で逮捕されます。

テストケースNo.5

 テストケースNo.5富樫伸生（とがし・のぶお）。ナイトクラブの経営者ですが、堅気ではない仕事もしているようでした。ミハンシステムの顔写真が、いかにも悪人という感じです。

 このケースでは、未犯に合流したばかりの山内がナイトクラブのバーテンダーとして潜入します。冨樫が誰かを殺すということで、調査を始めるわけですが、肝心の冨樫はどこにも見当たりません。そんなわけで、冨樫の事務所に忍び込み床を薬品で調べてみると、多量の血痕がみつかります。

 冨樫は殺され、死体は山奥に埋められていました。未犯は犯人探しを始め、冨樫の共同経営者だった西田俊（にしだ・しゅん）を疑います。ただの偏見ですが、みるからに悪そうな人です。西田は西田で何かを探っているらしく、商社マンの須藤修一（すどう・しゅういち）と貴金属店経営者の前川健司（まえかわ・けんじ）を拉致してボコボコにしています。須藤と前川は不運な一般人にみえますが、富樫とは同級生だったらしく、接点があります。

ネタバレ

善良な一般市民にみえた須藤ですが、会社の金を横領して投資をはじめ、投資に失敗したため、金塊の密輸に手を染めていました。密輸には冨樫と前川も関わっており、三人は共犯といえます。

冨樫を殺したのは須藤ですが、殺人を計画したのは冨樫です。動機は須藤のピンハネで、須藤は密輸で得た金の一部をかすめ取っていました。冨樫は須藤を銃殺しようとしますが、抵抗され、逆に殺されてしまいます。

西田は冨樫に5000万円もの金を奪われていました。この金は金塊の密輸に使われており、お金を取り返すために須藤と前川を拉致し、事実を聞き出そうとしていました。

冨樫は死んでいたので未犯の捜査は終了しそうですが、今度はミハンシステムが須藤を危険人物とします。西田殺害を企んでいるようにみえた須藤でしたが…実際に殺そうとしていたのは同級生の前川でした。

須藤はもともと密輸に関わっていなかった西田を誘い、金塊をわけることで5000万円を返却。金塊購入の元手を出資した前川を殺害しようとしていました。しかし、前川殺害前に井沢と山内に追い詰められて、捕まっています。

密輸

金塊密輸で儲かる仕組みは簡単にまとめると税抜きで手に入れた金塊を税込みで手放せば、税金の分だけもうかるというものです。消費税といえども、1kg1000万円ぐらいになるとすると、100万円は不正に手に入ります。ドラマでは、香港から一度韓国へ運び、運び屋（多重債務者）が日本へ持ち込むという手順でした。