青柳碧人『昔ばなしシリーズ』の読む順番と作品一覧です。一寸法師、浦島太郎、鶴の恩返しなどなど、お馴染みの日本昔話がミステリーと融合しました。
順番
昔ばなしシリーズの小説は現在3作品あります。いずれも短編小説集です。どれから読んでも問題ないですが、刊行順に読むのがオススメです。なお、三作目が最終巻で、シリーズは完結しています。
順番 | タイトル | 評価 | 備考 |
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1 | むかしむかしあるところに、 死体がありました。 |
あらすじ | |
2 | むかしむかしあるところに、 やっぱり死体がありました。 |
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3 | むかしむかしあるところに、 死体があってもめでたしめでたし。 |
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最新作
最新作は2023年8月発売の『むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。』です。
一世を風靡したといっても過言ではない、日本の昔ばなしをミステリーで読み解いた『むか死』シリーズの最新刊にして最終巻。あっと驚くミステリーのもとになった昔ばなしは「こぶとりじいさん」「耳なし芳一」「舌切り雀」「三年寝太郎」そして「金太郎」――いずれも趣向に富んだ、これまでの作品に勝るとも劣らない作品集。
双葉社
感想
表紙の絵や、ひらがなが多くてどこか長閑な雰囲気漂うタイトルの印象とは裏腹に、かなり本格的なミステリー小説です。昔話が舞台になっているというだけではなく、昔話に登場する不思議な力(打ち出の小槌とか)をミステリーに取り込んだ特殊設定ミステリーです。なかなか面白いと思います。
赤ずきんシリーズ
赤ずきんシリーズは、昔話シリーズと同じ作者が描くミステリー小説です。どちらのシリーズも不思議な力が登場する特殊設定ミステリーです。
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