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帝丹小七不思議事件・あらすじ・ネタバレ考察【名探偵コナン16巻】

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 帝丹小七不思議事件(16巻)」のあらすじとネタバレです。コナンや歩美たちが通う帝丹小で不気味な噂が立ち、少年探偵団が夜中に小学校に忍び込みます!

項目 内容
漫画 16巻
サブタイトル 学校の不思議
誰かいる!?
アニメ 112話
放送日 1997年8月10日
(月)
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あらすじ

 コナンの通う帝丹小学校は呪われている。石膏像が勝手に動いたり、人体模型が廊下を走ったり…。授業中にも関わらず七不思議の噂話をしていたコナン、光彦、元太は小林澄子(こばやし・すみこ)先生に怒鳴られる。小林先生は寿退職した戸矢(とや)先生の代わりに赴任した教員で、鬼ババアと呼ばれるほど怖い先生だった。

 放課後、コナンは歩美からも謎めいた話を耳にする。ある夜、魚のエサやりを忘れた歩美は教室でマスクをした謎の人物を目撃していた。歩美は教頭先生に相談したのだが、教頭は学校にこなくなってしまったという。不審に思ったコナンは歩美達と共に夜中の小学校へと忍び込む…。

内容紹介

動く石膏像や走る人体模型などが七不思議っぽいです。石膏像や人体模型が動いた痕跡は確かにあるので、勝手に動いたようにみえますが…、コナン君は「バーロ、誰かが動かしたに決まってんだろ?」といっています。

この事件では阿笠博士がスピーカー役になって謎解きをします。コナンの正体を知っている阿笠博士が眠ることはなく、口パクするだけですが、いろいろと余計なことを呟きまくります。最初コナン君は目暮警部に麻酔を使おうとしていましたが、時計を忘れてきたみたいです。

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手掛かり

帝丹小学校で起きた不可解な出来事の真相について、ヒントや伏線などをまとめます。

事実

  • 最近生徒が減っている(風邪が流行っているらしい)
  • 教頭先生が無断欠勤している。理由は誰も知らない
    • 1年A組担任の大畑祐之(おおはた・まさゆき)先生に教頭について尋ねると、ひどく動揺する
    • 校長の植松竜司郎(うえまつ・りゅうじろう)に教頭について尋ねると、動揺する。「隠しごとはいつかバレる…」と意味深な言葉を口にする
  • 小学校では近々父兄参観が予定されている

証拠

  • コナン達が学校に忍び込んだ日の夜、校内にはコナン達以外にも誰かが潜んでいる
    (出しっぱなしの水道の蛇口が閉められる)
  • 美術室の石膏像が動かされている
    (石膏像と机にはそれぞれ縦線が一本書かれていたが、それが繋がっていなかった)
    • 石膏像の額にセロハンテープの残骸
  • 段ボールが階段付近で出しっぱなしになっている
    • 段ボールには人形が入っており「吉田」「円谷」「小嶋」「江戸川」という名札が張りつけられている。そしてなぜか、小嶋の人形だけボロボロ
  • 保健室にあった人体モデルが歩美のハンカチを踏んでいる。人体モデルが動いた、あるいは、動かされた
    • 窓の一部が白く曇っていた。その場に誰かがいたようだが、それが人体モデルを動かした人物ならば、コナン達にみられずに窓までは辿り着けない
  • 施錠されているはず職員室が開いている
  • 誰かがドライアイスと赤い絵の具で子供達を追い返そうとする
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ネタバレ

動く石膏像や走る人体モデルの原因は小林澄子先生でした。小林先生は過去に父兄参観で大失敗した経験があり、二度と同じ過ちを繰り返さないため、夜中の学校に忍び込んで練習していました。練習では、人形を生徒、石膏像や人体モデルを父兄にみたてていました。歩美がみた怪しい人物はマスクをした小林先生だったわけです。

学校には教頭先生も潜んでいました。ドライアイスや絵の具を使って子供達を驚かしたのは教頭です。教頭は職員室で大事な大事なカツラをなくしていました。原因は1年A組の担任・大畑先生が職員室の窓を開けたからで、教頭の大事な大事なヅラは風で華麗に飛ばされちゃったようです。カツラがないと出勤できん!ということで教頭は無断欠勤していました。

結末

真相を暴いてしまったコナンや小林先生はカツラ探しを手伝うはめになる。実はカツラは校長先生が預かっているらしい(どんなに職員室を探しても見つかるはずがない!)。

考察と感想

石こう像や人体模型が動くわけないですが、子供達には七不思議のように思えたようです。コナン君の中身は高校生なので、バーロと一蹴しています。そして、こそこそ何かやってる人間の方がこわいと言っています(ごもっともですな)。

コナン君が大畑先生に教頭のことを尋ねているわけですが、このときの大畑先生の表情は人が死んだとしか思えないほどに戦慄していました(笑)。不慮の事故とはいえ、カツラを吹き飛ばして教頭の社会的地位をおとしめたという意味では、大畑先生の罪は重いかもしれません…。それにしても、どうしてこんなに笑えるんでしょう。

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