市川憂人『マリア&漣シリーズ』の読む順番と作品一覧です。2016年10月に1作目の『ジェリーフィッシュは凍らない』が刊行され、現在もシリーズは続いています。
順番
マリア&漣(レン)シリーズの小説は現在5作品あります。刊行順に読むのがオススメです。
順番 | タイトル | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | ジェリーフィッシュは凍らない | あらすじ | |
2 | ブルーローズは眠らない | – | |
3 | グラスバードは還らない | – | |
4 | ボーンヤードは語らない | – | |
5 | ヴァンプドッグは叫ばない | – |
最新作
最新作は『ヴァンプドッグは叫ばない』です。
厳戒態勢が敷かれた都市と、密室状態の隠れ家で起こる連続殺人。
殺人鬼が仕掛けた、想像を絶するトリックとは?
マリアと漣が挑む、史上最大の難事件。『ジェリーフィッシュは凍らない』に連なるシリーズ第五弾!U国MD州で現金輸送車襲撃事件が発生。襲撃犯一味のワゴン車が乗り捨てられていたのは、遠く離れたA州だった。応援要請を受け、マリアと漣は州都フェニックス市へ向かう。警察と軍の検問や空からの監視が行われる市内。だがその真の理由は、研究所から脱走した、二十年以上前に連続殺人を犯した男『ヴァンプドッグ』を捕らえるためだった。しかし、『ヴァンプドッグ』の過去の手口と同様の殺人が次々と起きてしまう。
一方、フェニックス市内の隠れ家に潜伏していた襲撃犯五人は、厳重な警戒態勢のため身動きが取れずにいたが、仲間の一人が邸内で殺されて…!? 厳戒態勢が敷かれた都市と、密室状態の隠れ家で起こる連続殺人の謎。マリアと漣が挑む史上最大の難事件! 大人気本格ミステリシリーズ第五弾。
文庫
現在文庫化されているのは、1作目から4作目の『ボーンヤードは語らない』までです。このシリーズの文庫は、これまで、三年後に発売されています。
感想
マリア&漣シリーズの舞台は架空の1980年代で、アメリカっぽい国が登場します。ネット技術はほとんどない世界観ですが、ジェリーフィッシュという飛行船など、SFっぽい設定が入っています。こういった設定が謎解きに関わってくるのは、言うまでもありません。科学の雑学もちょいちょい登場し、まさに理系ミステリィといった感じです。
主人公のマリア・ソールズベリーは天才タイプの超美人で、警部です。抜群の推理力を発揮します。相棒の九条漣(くじょう・れん)は冷静沈着な刑事です。よく耳にする感想ではありますが、この二人のやり取りが面白かったりします。
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