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プロサッカー選手脅迫事件・あらすじ・ネタバレ考察【名探偵コナン7巻】

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 「プロサッカー選手脅迫事件(7,8巻)」のあらすじとネタバレです。工藤新一の恋人を名乗る女子高生が毛利探偵事務所に現れるエピソードです。

項目 内容
漫画 7,8巻
サブタイトル 新一の恋人!!
名探偵 蘭!?
命の時間切れ!?
ついに見つけた!!
アニメ 10話
放送日 1996年3月11日
(月)
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あらすじ

 毛利探偵事務所に赤木量子(あかぎ・りょうこ)という女子高生がやってくる。量子の依頼は人探しで、探して欲しい人物というのは工藤新一だった。量子は新一と付き合っていたと明らかな嘘をつき、まったく身に覚えのないコナン(=新一)は不審に思う。

 新一のスキャンダルに怒り心頭の毛利蘭は調査のため、コナンを連れて量子の自宅へと向かう。量子の自宅として招かれたマンションの一室だったが、部屋が荒らされているなど不審な点が数多くみつかる。

内容紹介

謎めいた依頼人の事件です。工藤新一を探している謎の女子高生という事件ですが、工藤新一のふしだらな行為を疑う毛利蘭についても語られます。新一の体が縮んでコナンになっているというのが、依頼人の嘘を信じている蘭と、嘘だとわかっているコナンという二つの視点を生んでいます。

このエピソードは女子高生の依頼の謎が途中で解け、その後、犯人探しになります。つまり、事件そのものが二段階の構成になっているといえます。

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手掛かり

真相につながるヒント、伏線などをまとめます。犯人のトリック、すなわち偽の証拠も含まれます。こういった証拠には※をつけています。

状況証拠

  • サンデーカップの決勝戦がある
  • 量子の自宅のはずなのに紅茶の場所がわからない
  • 量子は思い詰めた様子である
    心配そうにサンデーカップの試合を観戦している
  • プロサッカー選手の赤木英雄(あかぎ・ひでお)は弟の赤木守(あかぎ・まもる)と二人で暮らしている
  • 赤木英雄は試合での調子が悪い
  • 守はゲームの主人公に自分や身近な人の名前をつけている
    名前はマモル、ヒデオ、リョウコ、そして、ナオキ
  • 守がプレイしていたゲームは主人公を生き返らせないと先に進めない
  • 赤木英雄の同期に上村直樹(うえむら・なおき)というサッカー選手がいる
    直樹は練習中に英雄と接触し大怪我を負っている

証拠

  • 子供はいないはずなのに、子供用のサッカーボールがある
  • 下駄箱には男性用の靴しかない
  • 量子の自宅マンションの鍵穴にこじ開けたような跡がある※
  • 部屋が荒らされている
  • 荒らされた部屋に赤木守と赤木英雄の写真が落ちている
  • ワープロでうった脅迫文がみつかる
  • 「兄ちゃん マモルを生きかえらせて」という手紙がみつかる
    手紙はところどころ破れており、『兄ちゃん』の左右には文字の痕跡がある
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ネタバレ

上村直樹が赤木守君を誘拐し、赤木英雄(ヒデ)を脅迫していました。ヒデの調子が悪かったのは、脅迫されていたからで、わざと負けるように試合を進めていました。

ヒデと親しい関係だった量子は誘拐事件を知り、探偵事務所を訪れました。新一を探していたのは、もちろん恋人だからではなく、高校生の新一なら、犯人に怪しまれることなく事件の捜査に着手できると考えたからです。なお、赤木量子というのは偽名です。

「兄ちゃん マモルを生きかえらせて」は守君のSOSだと考えられていましたが、ただの置手紙でした。犯人は「ナオキ兄ちゃんに マモルを生きかえらせて もらってくるよ」という置手紙を破って文章をつくり、SOSのようにみせていました。『マモルを生きかえらせる』というのはゲームの話です。

結末

犯人の直樹は怪我の原因となったヒデを恨んでいました。一方、試合に勝利したヒデは試合終了後のインタビューで勝利を伝えたい人物を尋ねられ、直樹と答えます。このインタビューをみていた直樹は自分が誘拐犯であること悔い、泣き崩れます。

考察

赤木量子は何者だったのかわからない感じです。誘拐と脅迫事件を隠していたのは判明するのですが、英雄および守との関係は不明のままでした。コナンも新一の声で「英雄さんとあなた(量子)がどういう関係かは知らない」と話しております。どうせなら、ついでに明らかにしておいて欲しかったものです。

玄関の靴から、一緒に暮らしていないのは確かなようなので、家族ではなさそうです。赤木量子というのはコナン君いわく偽名らしいので、本名はわかりません。ちなみに赤木量子を名乗ったのは、赤木家に新一を違和感なく招くためでした。赤木量子なる女子高生はヒデが留守の時に守君の面倒をみているらしく、ご飯をつくってあげたりしています。夕飯をつくって一緒に食べて帰宅。翌朝、朝食を作りにきたりしています。あれれー、なんで紅茶の場所がわかないのー?と思ったりしてしまいますが、たまたまでしょう。かたくなに泊まらないところをみると、恋人ではなく、幼馴染とか、いとことかではないかと思ったりします(お泊りする年齢ではないということも考えられます)。

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