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ガリレオ2・曲球る|田辺誠一【4話・あらすじ・ネタバレ解説・感想】

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ガリレオ2・ドラマ第4話「曲球・まがる」のあらすじ、真相、トリック解説、考察・感想です。第四話は、戦力外通告されたプロ野球選手の妻が火災に巻き込まれ、一酸化炭素中毒で死亡するエピソードです。野球選手はピッチャーで武器はスライダーのようです。

項目 内容
ゲスト 田辺誠一
放送日 2013/5/6
原作 虚像の道化師 ガリレオ7
原作者 東野圭吾
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あらすじ

戦力外通告され所属球団が決まらないプロ野球選手の柳沢と、練習パートナーの宗田は、物理学者の湯川学を訪ね、科学的な側面から柳沢の復活を検証していた。そんな折、柳沢の妻である妙子が実家で火災に遭い、一酸化炭素中毒で死亡してしまう。岸谷美砂は放火の線で捜査を進め、柳沢と妙子が3週間ほど前から別居状態だったこと、柳沢は妻の不倫を疑っていたことなどを知る。岸谷は湯川らと一緒にいたという完璧なアリバイがある柳沢を容疑者から外し、不倫相手を探そうとするが…。

事件概要

火災の原因は物置に仕舞われた石油ストーブです。このストーブは本体のスイッチを押すことで着火する仕組みであり、岸谷は、妙子の実家に侵入した不倫相手がストーブに火をつけ、妙子を殺したと考えます。近所の住民が火事に気付いたため、火は間もなく消し止められましたが、妙子は一酸化炭素中毒で亡くなってしまいます。夫の柳沢はこのとき、湯川や宗田と一緒にいたため、完璧なアリバイがあります。そして、とあるホテルで火災報知器が鳴るという事故が発生しているようです。

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ネタバレ

火災の原因は違法な無線電波による石油ストーブの誤作動です。つまり、妙子は事故死です。妙子はホテルである香港人と会っていましたが、不倫ではありません。本当は、夫が香港で野球選手として活躍できるようにするため、香港の男性と頻繁に話していました。

火災があった日、その日は香港人の誕生日でした。妙子は誕生日を祝うため、置時計をプレゼントしましたが、時計の贈り物は台湾では演技が悪いとされているため、男性は受け取りませんでした。その結果、被害者の車の中に、一度開けられたプレゼントの箱が置かれていました。また、被害者の車はホテルの駐車場でスプリンクラーの消火剤を浴びており、これが原因で車のシャーシが腐食していました。

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トリック

高レベルの電波によりストーブが誤作動し、勝手に火が着くというトリックです。電波を発信したのはトラックの運転手のようですが、ストーブを誤作動させるという明確な意図はありません。強力な電波によって、ストーブだけではなく、自動ドアも誤作動を起こしており、これがヒントとなって、湯川は真相に気付きます。

消火剤と腐食

妙子は香港男性と会うため、ホテルの地下駐車場に車を停めていました。このとき、作業員が脚立をひっかけてしまい、スプリンクラーによって消火剤が巻かれてしまいます。消火剤を被った妙子の車は、一部、塗装がはがれているような部分あったため、消火剤の影響を受けて腐食してしまいました。この腐食が、妙子の足取りを掴む証拠となります。

考察

トラック等に積載された高出力の無線電波により、制御回路が誤作動し石油ストーブから出火するという事件は実際に起きています。1996年7月、場所は東京都調布市のマンションです。この事件がきっかけとなり、実験が行われ、実証もされているようです。誤作動のメカニズムは電子回路の配線がアンテナとなり、電圧を誘起する(点火スイッチを押した状態となる)ためと考えられています。

まがる

タイトルの「まがる」は事件に関係なかったように思います。タイトルがミスリードを誘うという仕掛けだったのかもしれません。今回登場した野球選手の得意な球種はスライダーだったようです。変化球が曲がる理由は、ボールの回転によってボールのまわりに圧力差が生じるためです。圧力が低いところが生じると、そこへ吸われるように動き、ボールの軌道が変化します。

感想

実際に起きた事件がもとになっているようです。我が家に石油ストーブはありませんが、ストーブ以外の家電であっても、電波の影響を受けて、勝手についたりしてもらっては困ります。古い電化製品はわかりませんが、おそらく、最近の家電は電波の影響を受けない、もしくは、電波で他の機器に影響を与えないことが、試験されて確認されているはずです。そのため、意図的に起こそうとしても、うまくいかないと思います。

まがらない

魔球を使ったトリックが登場するのかと思ったら、まったく関係ありませんでした。むしろ、何も曲がっていなかったように思います。なんとなく、「これはパイプではない」というタイトルの絵画を思い出しました。

メンタル

数値的にはいい感じだけど、昔のスライダーとはなんか違うみたいなシーンがありました。それが生じていた原因は妻の不倫というモヤモヤだったと思います。私は1年に30分も野球をみない人です(パワプロをやったことがあるので、ルールはわかります)が、きっとメンタルは大事です。それにしても、湯川先生は物理学者なのに、なぜスポーツ工学に手を出しているのか不明です。

夫婦間コミュニケーション

奥さんはどうして、香港の人のことを黙っていたのでしょうか。明らかに、不倫を疑われていたので弁明した方がよかったように思います。サプライズにしたかったとか、そんな思惑があったのかもしれません。もしかすると、野球の話は本当にしていたけれども、実際、不倫していたみたいな裏話があったり、なかったり…。

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