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このミステリーがすごい!2024年国内|予想と結果

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 「このミステリーがすごい!」2024年版国内ランキングの予想と結果です。作品のタイトルとあらすじをご紹介しています。なお、2024年版このミスの対象となるのは2022年10月1日から2023年9月30日までに発売された推理小説です。

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予想と結果

 このミス2024の予想と結果です。“結果”の欄はこのミスのランキングを意味しています。既に発表された「ミステリが読みたい!(早川書房が発表しているランキング)」を反映しています。

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予想 結果 ハヤ
カワ
タイトル 作者 あらすじ
1 8 世界でいちばん… 杉井光 あらすじ
2 黄色い家 川上未映子 あらすじ
3 十戒 夕木春央 あらすじ
4 5 6 アリアドネの声 井上真偽 あらすじ
5 1 1 可燃物 米澤穂信 あらすじ
6 7 2 君のクイズ 小川哲 あらすじ
7 3 5 あなたが誰かを殺した 東野圭吾 あらすじ
8 梅雨物語 貴志祐介 あらすじ
9 金環日蝕 阿部暁子 あらすじ
10 上海灯蛾 上田早夕里 あらすじ

世界でいちばん透きとおった物語

大御所推理作家が、癌の闘病生活の末、61歳で死去した。女癖が悪かった宮内は、妻帯者でありながら多くの女性と交際しており、そのうちの一人とは子供までつくっていた。それが僕だ。宮内の死後、彼の長男から僕に連絡が入る。
「親父は『世界でいちばん透きとおった物語』というタイトルの小説を死ぬ間際に書いていたらしい。遺作として出版したいが、原稿が見つからない。なにか知らないか」
奇妙な成り行きから僕は、一度も会ったことがない父の遺稿を探すことになる。知り合いの文芸編集者・霧子さんの力も借りて、業界関係者や父の愛人たちに調べを入れていくうちに、僕は父の複雑な人物像を知っていく。やがて父の遺稿を狙う別の何者かの妨害も始まり、ついに僕は『世界でいちばん透きとおった物語』に隠された衝撃の真実にたどり着く――。

黄色い家

2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。長らく忘却していた20年前の記憶――黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな〝シノギ〞に手を出す。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい……。

黄色い家
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十戒

浪人中の里英は、父と共に、叔父が所有していた枝内島を訪れた。島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。“この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まった――。

十戒
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アリアドネの声

救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。業務の一環で訪れた、障がい者支援都市「WANOKUNI」で、巨大地震に遭遇。ほとんどの人間が避難する中、一人の女性が地下の危険地帯に取り残されてしまう。それは「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱え、街のアイドル(象徴)して活動する中川博美だった――。崩落と浸水で救助隊の侵入は不可能。およそ6時間後には安全地帯への経路も断たれてしまう。ハルオは一台のドローンを使って、目も耳も利かない中川をシェルターへ誘導するという前代未聞のミッションに挑む。

可燃物

短編集

  • 崖の下
    群馬県警利根警察署に入った遭難の一報。現場となったスキー場に捜査員が赴くと、そこには頸動脈を刺され失血死した男性の遺体があった。犯人は一緒に遭難していた男とほぼ特定できるが、凶器が見つからない。その場所は崖の下で、しかも二人の回りの雪は踏み荒らされていず、凶器を処分することは不可能だった。犯人は何を使って“刺殺”したのか?
  • 命の恩
    榛名山麓の〈きすげ回廊〉で右上腕が発見されたことを皮切りに明らかになったばらばら遺体遺棄事件。単に遺体を隠すためなら、遊歩道から見える位置に右上腕を捨てるはずはない。なぜ、犯人は死体を切り刻んだのか?
  • 可燃物
    太田市の住宅街で連続放火事件が発生した。県警葛班が捜査に当てられるが、容疑者を絞り込めないうちに、犯行がぴたりと止まってしまう。犯行の動機は何か? なぜ放火は止まったのか? 犯人の姿が像を結ばず捜査は行き詰まるかに見えたが……。

君のクイズ

Q-1グランプリの決勝戦…、クイズプレーヤーの三島玲央はタレントの本庄と対決していた。最終問題を迎え、本庄はあり得ないやり方で解答し優勝した。優勝を逃した三島は、本庄の“やらせ”についてしらべるため、結晶の問題を振り返っていく。

君のクイズ
朝日新聞出版
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あなたが誰かを殺した

ミステリ、ど真ん中。最初から最後までずっと「面白い!」至高のミステリー体験。
閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。

梅雨物語

    中編集

  • 皐月闇
    命を絶った青年が残したという一冊の句集。元教師の俳人・作田慮男は教え子の依頼で一つ一つの句を解釈していくのだが、やがて、そこに隠された恐るべき秘密が浮かび上がっていく。
  • ぼくとう奇譚
    巨大な遊廓で、奇妙な花魁たちと遊ぶ夢を見る男、木下美武。高名な修験者によれば、その夢に隠された謎を解かなければ命が危ないという。そして、夢の中の遊廓の様子もだんだんとおどろおどろしくなっていき……。
  • くさびら
    朝、起床した杉平進也が目にしたのは、広い庭を埋め尽くす色とりどりの見知らぬキノコだった。輪を描き群生するキノコは、刈り取っても次の日には再生し、杉平家を埋め尽くしていく。キノコの生え方にある規則性を見いだした杉平は、この事態に何者かの意図を感じ取るのだが……。

金環日蝕

輪郭は強烈な輝きを放っているのに、彼の中心は闇に沈み、謎めいたまま――。ひったくりの犯人を突きとめた。事件はそれで終わらなかった。私たちは、ある男が歩んだ道を辿り直すことになる。
知人の老女がひったくりに遭う瞬間を目にした大学生の春風は、その場に居合わせた高校生の錬とともに咄嗟に犯人を追ったが、間一髪で取り逃がす。犯人の落とし物に心当たりがあった春風は、ひとりで犯人探しをしようとするが、錬に押し切られて二日間だけの探偵コンビを組むことに。かくして大学で犯人の正体を突き止め、ここですべては終わるはずだった──。

金環日蝕
東京創元社
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上海灯蛾

1934年上海。「魔都」と呼ばれるほど繁栄と悪徳を誇ったこの地に成功を夢見て渡ってきた日本人の青年・吾郷次郎。彼の許を謎めいた日本人女性が訪ねる。ユキヱと名乗るその女が持ちこんだのは、熱河省産の極上の阿片と芥子の種。次郎は阿片の売買を通じて上海の裏社会を支配する青幇の知己を得て、上海の裏社会に深く踏み入っていく。栄光か。破滅か。夜に生きる男たちを描いた、上海ピカレスク。

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候補作

 上記以外でランキングに入りそうな作品をまとめます。

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この
ミス
ハヤ
カワ
タイトル 作者
2 3 鵼の碑 京極夏彦
栞と噓の季節 米澤穂信
10 ちぎれた鎖と光の切れ端 荒木あかね
10 焔と雪 京都探偵物語 伊吹亜門
私雨邸の殺人に関する各人の視点 渡辺優
ローズマリーのあまき香り 島田荘司
レモンと殺人鬼 くわがきあゆ
魔女と過ごした七日間 東野圭吾
黒石 新宿鮫Ⅻ 大沢在昌
逆転美人 藤崎翔
鏡の国 岡崎琢磨
ゴリラ裁判の日 須藤古都離
6 4 木挽町のあだ討ち 永井紗耶子
4 7 エレファントヘッド 白井智之
9 8 鈍色幻視行 恩田陸
夜果つるところ 恩田陸
9 11文字の檻 青崎有吾短編集成 青崎有吾
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発売日

 2024年版のランキングが記載された雑誌は2023年12月5日(火)に発売されました。このミスのランキング以外に、青山剛昌氏と東野圭吾氏の対談、京極夏彦氏のインタビューなど、さまざまなコンテンツが掲載されています。

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歴代作品

 2024年までの歴代1位やキング・オブ・キングスについては、下記の記事にまとめています。

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